てきすとぽい
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第2回200文字小説コンテスト
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赤い糸
(
妹
)
投稿時刻 : 2018.04.22 21:46
最終更新 : 2018.04.23 00:00
字数 : 200
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更新履歴
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2018/04/23 00:00:05
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2018/04/22 23:59:04
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2018/04/22 21:46:48
赤い糸
妹
「手を探してくれない?」
彼女は最近、怪我で左手を手首から先を失
っ
た。
僕は意味がわからなか
っ
たけど、それに付き合う。
「私に手がないから、貴方は優しいのかしら?」
それを否定することが出来なくて、僕は苦笑いを浮かべる。
「自分で切
っ
たの。そのあと逃げち
ゃ
っ
た」
どうしてそんなことをするのだろう。
「私の赤い糸が貴方に繋が
っ
ていないことがわか
っ
たから」
彼女は悲しそうに笑う。
それを見た僕の小指を誰かが引
っ
張
っ
た。
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