第76回 てきすとぽい杯
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嗚呼、勘違い/レトリック過多問題
投稿時刻 : 2024.10.19 23:20
字数 : 722
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嗚呼、勘違い/レトリック過多問題
MOJO


この頃やと秋めいてきましたな。
今朝は目覚めて肌寒さを感じました。
毛布を押し入れから出す時期が来たのかもしれません。
バナナの朝食を食い、抗うつ剤その他の薬を服用。
朝のシワーは省略して、髭だけ剃て、ギターの朝練をしてから作業所に通所しました。
今日の作業は指に負担がかかるのもので、おれだけ皆と別メニでした。
痛めたのは左手の親指で、作業所の仕事はたいてい左手親指を動かすから、困たものです。

帰りの小田急線車内で、白石昇『泰国パパイヤ削り』を読み終わりました。
KDPで99円だかで読めます。
言語藝人を標榜する彼の本はこれで3冊目かな。
かつての投稿サイトにあがたものを含めると、もと多いかもしれません。
おれと違て長いものが書けて、レトリクも忘れたころにちとでてきて、良い感じでした。
レトリクはたまにカマすから良いのであて、多くの勘違い書き手はレトリク過多だとおれは想います。
これはプロの書き手にも日曜作家にもいえること。
史的には文豪クラスの作でも、レトリクがウザい場合があります。
いまアタマに浮かんでいるのは、有島武郎『小さき者へ』。
、文豪のレトリク過多問題は、時間の推移によて生じる場合が殆どでせうな。
と落しどころ見つけたので、早々に「了」とします。

追記。
『小さき者へ』が発表された頃はあれで良かたのでせうな。
とはいえ、長い時間が経過しても色褪せない作はあります。
あくまでおれの所感によるものではありますが、夏目漱石『夢十夜』はそういう作だと感じます。
十夜のうち、最も印象的だたのは、ラストの豚に臍を舐められる男の話。
たくさんの豚が谷底に落ちていくシルな絵面が映像としてアタマに残ています。

ここまで。
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