エントリー作品◆第19回 文藝マガジン文戯杯「花火」残像(671字)投稿時刻 : 2022.05.22 22:54 まるで花火のような人だった。
混沌とした墨色の世界に、スパンコールのような作品を放ち消えて行った。消え...
◆第16回 文藝マガジン文戯杯「秋の味覚」秘密(200字)投稿時刻 : 2021.07.15 22:00最終更新 : 2021.07.15 22:02 仕事帰りのコーヒーショップ。
疲れを癒すため、は建前。本当は別の理由で立ち寄る。 ...
◆第14回 文藝マガジン文戯杯「花言葉」待宵月(2116字)投稿時刻 : 2021.02.11 23:58最終更新 : 2021.02.13 00:17「すみれ、夜はちゃんと戸締りするのよ。」
お母ちゃんはそう言うけれど、眠れない夜は戸を開けて、静かにお空を見上げる...
◆第13回 文藝マガジン文戯杯「結晶」白煙(1230字)投稿時刻 : 2020.11.15 00:17最終更新 : 2020.11.15 10:00 山が紅く染まる頃、決まって行きたくなる場所がある。特別な思い出がある訳でもない、古えの街。たくさんの人がたくさんの時間を過ごしてきた街には、いろいろな...
◆第58回 てきすとぽい杯〈夏の特別編・前編〉甘い涙(1490字)投稿時刻 : 2020.08.16 04:15最終更新 : 2020.08.17 23:26 世の中にはいろんな涙があるようだ。何人かで歯を食いしばって流す涙。2人で抱き合って流す涙。1人大声で流す涙。真夜中、ひとり静かに流す涙が1番いい。 ...
◆第7回 文藝マガジン文戯杯「COLORS」灰赤の花筏(1127字)投稿時刻 : 2019.05.07 02:23最終更新 : 2019.05.07 09:43 ボクは気づいてしまった。
フワリとした日差しの中、マグノリアの甘い香りがボクを包んだ。 ...
◆第2回200文字小説コンテスト舞う桜(200字)投稿時刻 : 2018.04.05 02:14最終更新 : 2018.04.06 13:22 「もう忘れたら?」
風に舞う桜の花とキミの呟きがボクの心をざわつかせる。 ...
◆名作の書き出しは必ず名文拝啓、お元気でしょうか?(2879字)投稿時刻 : 2017.08.18 10:24最終更新 : 2017.08.18 11:44(2)こころ/夏目漱石
私はその人を常に先生と呼んでいた。 ...