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人生が繰り返されるとして
投稿時刻 : 2020.04.18 23:28 最終更新 : 2020.04.18 23:39
字数 : 1985
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コメント
2020.04.26 02:08

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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視力を失って世界から切り離されている気がすること、そう言ったものが声という耳から入ってくる世界の情報に縋っていくということについて上手く書かれていると思った。妻に対して淡泊に思えるような、助手としての扱いのようにも思える部分と声の主に対する情熱の差がありすぎて、妻はどういう感情なのかなど気になったりはする部分もある。しかし、視界を失いともすれば絶望してしまうかもしれない中で、光となった声を探すのは生きること、生き続けることの原動力である希望であるからこそ、これでいいのかもしれない。もう一度声を聞くことだけを切望する主人公であり、それが一人称で描かれる訳だから。多少の違和感があるほうが、物語が刺さるのかもしれない。
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