てきすとぽい
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romcat
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投稿時刻 : 2022.02.15 14:23
字数 : 8200
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感想:1
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コメント
2022.03.19 08:16
文藝マガジン「文戯」編集部
@BungiNovel
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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明快で簡潔、クレバーな作者による一篇という印象を持ちました。インプットからアウトプットまで情報の損失が少ない、思ったことを言葉にする能力が極めて高いと感じます。
前回ご投稿いただいた「パパのお金」は主人公の感情の移ろいが楽しめる温かい作品でしたが、今作品は「論理」という明確な敵が登場します。例えるなら、対向車線からはみ出した父親の車(論理)が主人公の車(感情)に近づいてきて、主人公は不快に感じながらハンドル操作に迷うといったところでしょうか。
構造が良い意味で単純なので物語に没頭しやすく、物語が解決へ向かうスピードと、文章を読んで理解するスピードの速度差があまりないので脳がクリアなまま読み進められます。読者の理解のスピードが遅くなると物語に緊迫感が増し、速くなると想像できる時間が増える分、物語に深みが増します。速度差がないということは、物語がリアルだということです。作者の意図をリアルタイムで読者に伝えられる、この技術と能力は素晴らしいです。論理でグタグタ書いてきましたが笑、それが無粋に思えるほどの作品でした。
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前回ご投稿いただいた「パパのお金」は主人公の感情の移ろいが楽しめる温かい作品でしたが、今作品は「論理」という明確な敵が登場します。例えるなら、対向車線からはみ出した父親の車(論理)が主人公の車(感情)に近づいてきて、主人公は不快に感じながらハンドル操作に迷うといったところでしょうか。
構造が良い意味で単純なので物語に没頭しやすく、物語が解決へ向かうスピードと、文章を読んで理解するスピードの速度差があまりないので脳がクリアなまま読み進められます。読者の理解のスピードが遅くなると物語に緊迫感が増し、速くなると想像できる時間が増える分、物語に深みが増します。速度差がないということは、物語がリアルだということです。作者の意図をリアルタイムで読者に伝えられる、この技術と能力は素晴らしいです。論理でグタグタ書いてきましたが笑、それが無粋に思えるほどの作品でした。