最初は可愛らしい話だなと思ったのですが、女の子が一連の出来事をすぐに忘れてしまうだろう温度差を考えると残酷な話でもあるなと思いました。

楽しく読みました。

雪だるま的には天寿を全うしたと思われるのでわたしはよかったと思ったのでした。

かわいい口調の独白で、、どこで突き落とされるのかとドキドキしながら読みました。とくにバッドじゃない？と思いかけましたが、小さいひとたちには雪の友だちが形なく溶けてしまうのは十分にさみしくバッドなことかもしれないな、と思いかえしました。

・雑感
現代日本のお話なのかな、それとも並行世界の魔法があるファンタジックな世界なのかな。
私は、勝手にですが、ファンタジック世界の出来事として読ませていただきました。
女の子は、おとーさんかおかーさんに、雪だるまに魔法をかけて動かしてもらったって感じで。ほんわか。

・帰るまで待っててね
待っててって言われたんだから、もうちょっと頑張ってくれ～、とか、そんなことを思いました。魔法の雪だるまなんだし（それはおまえの妄想だよ！）。

・最後にキャップ拾うとこ
↑これ好きです好きです！　いつかまたリボーンできるのかなーと思っちゃうじゃないですか！　惜しむらくは、この一文があるがゆえに、なんちゅうか、バッドエンドとは程遠い作品になってしまったような……。
# でもこれが思い出作りとかそんなんとは関係のない、
# 「ごみを捨てちゃママに怒られちゃう（使命感）」みたいな気持の表れだったとしたら、
# ウヘーなんてドライな……OH, Bad ending！