どんなオチになるのか全然読めなかった。面白かったです。「なるはや」というお題に今回ざわついた参加者の方が多かったと思うんですが、本作はこのキーワードと真っ向から向き合ってるって感じで、おお、すごい！と思いました。
広告代理店といえばブラック企業の代表格的なイメージですが、なんとなくそれだけじゃなく現代社会全体の鬱屈感にも繋がる話のような。ラストがさわやか過ぎて本当にこういう「救い」しかなかったんじゃないかと思ってしまって、余計にぞっとしてしまいました。