架空のスポーツ小説
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惑星サッカー
茶屋
投稿時刻 : 2016.05.22 18:33 最終更新 : 2016.05.22 18:35
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- 2016/05/22 18:35:47
- 2016/05/22 18:34:47
- 2016/05/22 18:33:55
惑星サッカー
茶屋


ベガ「今週もやてまいりました、惑星サカーのお時間です。実況は私、姫なのに機織りをやらされているのがどうしても納得がいかない織姫ことベガと解説は天帝の娘相手だから逆玉だと勘違いしていた彦星ことアルタイルさんがお送りいたしますさて、キクオフから22週目の現在のボールの状況ですが……アポロン選手がキープしているようですね」
アルタイル「はい。アポロン選手はハビタブルゾーンでしかりキープしていますね。やはりアポロン選手の公転ドリブル安定感があります」
ベガ「しかしですねアルタイルさん、アポロン選手のドリブルには定評があるのはわかりますが、ちと自分のプレーにこだわりすぎる面がありますよね」
アルタイル「そうですね。ちとアポロン選手はボールをキープしすぎですね。ハビタブルゾーンで長い間保持し続けているせいか、自分には知性があると勘違いした生命まで誕生している様子でからね」
ベガ「それはいけませんね。しかしさすがに相手チームの攻勢も始まろうとしていますからこのままということはないでしう」
アルタイル「はい。16週後にはアンドロメダチームのフワードが天の川チームと接触を開始します。ボールは現在中心のブラクホールゴールから7.94±0.42 kpc離れていますので、はやめにゴールにボールを近づけたいところでしうね」
ベガ「それに関してですが現在のフルド内の重力分布はどのようになておりますでしうか」
アルタイル「はい、このように現在は分布しており、スムーズにボールをつなぐのは難しいでしうね」
ベガ「それにダークマターの影響も心配されますが」
アルタイル「ちと予測が困難な部分はありますが難易度は高まりま」
デネブ「番組の途中ですが、ここでニスをお伝えします。先ごろ馬頭星雲市在住のベテルギウスさん(10億歳)が殺されていることが超新星爆発の観測により発見されました。遺体は死後……
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