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第45回 てきすとぽい杯
〔 作品1 〕» 2  13 
 投稿時刻 : 2018.06.16 22:39
 字数 : 270
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冷やし中華
゚.+° ゚+.゚ *+:。.。 。.


「冷やし中華はすでに始まています。」
 行きつけの中華定食屋に行くと、そんな張り紙がされていた。
 まさか・・・俺に何の連絡もなしに、既に始まているだと・・・!?
 俺は焦りと悔しさで湿てきた指先で、店の扉を開けた。
 冷やし中華はすでに始まていた。
 始めたのではない。
 その空間には、冷やし中華という概念の、途中が、満たされていたのだた。
 始まりからそこにいなかた俺は、店の中に満たされていた冷やし中華のエネルギーに飲み込まれ、塵となり、広い宇宙空間を構成する目に見えない小さな粒子となて、六百億光年先まで広がていた。
 という夢を見始めました。
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