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サンタの逃走
ayamarido
投稿時刻 : 2013.11.26 08:50 最終更新 : 2013.12.02 23:41
字数 : 6317
5
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コメント
2013.12.03 14:44

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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放屁癖に悩む新米サンタのサン太くんはクリスマスの夜、放屁衝動と闘いながら役目を果たしてゆくけれども、最後の「空を飛びたい」という女の子のお願いを果たしたときに家ごと吹き飛ばしてしまう、というお話でした。
髭がトレードマークのサンタクロースが「若い」という設定はビジュアル的にも新鮮でした。家を破壊するほどの失態を重ねていれば壮年に至る以前に馘首される恐れがありますから、妥当な設定だと思います。
善意の主人公が誠意を尽くして頑張るほどに追い込まれてゆくのは王道ですね。主人公の抱えている放屁癖という痼疾が招来する事態にさらに広がりがあればラストシーンで宙を飛ぶのの子ちゃんの姿がさらに映えたと思います。
それにしても長老や家屋まで吹き飛ばす放屁は凄い。下着はもちろんのことサンタクロースのユニホームである赤いズボンは無事だったのでしょうか。無事でなければ不法侵入とは別の理由で司直に追われることになったでしょう。臭いや音ではなく風圧による被害をもたらす放屁という設定は衣服にもたらすダメージの回避が難しいせいか、比較的珍しいです。童話に、猛烈な放屁で夫を吹き飛ばす嫁の話がありますが、あれは着物に腰巻ですので裾を捲れば着衣への影響はありません。漫画なら「魁!!男塾」古くは「いなかっぺ大将」に登場します。彼らの共通点は褌をしていること。後部を覆うのは縦に撚れた布地だけですから脇によければ無問題です。宮下あきら・川崎のぼる両氏もこの点は工夫されたのだと思うと「ほっこり」してしまいます。
旭川のの子ちゃんのお家が一日も早く復活しますように。
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現代的すぎてロマンティックさがェ・・・という出だしから人間臭い(?)悩みに苦しむ親しみやすいサンタに終始笑い転げながら読ませていただきました。最後ちょっとハートフルなオチになるのかなと思ったらwwひどすぎるwwww
ちょっと前に某宅配業者の従業員がトラックに積んだ荷物間違えてて衝動的に海に投げ捨てた事件があったのをなんとなく思い出しました。流通産業は大変ですよねぇ。面白かったです。
かーねるさんだーすってやっぱりサンタだったのか・・・w
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「ホームアローン」とか、コメディ映画の雛形としても通用しそうな怒涛のたたみかけ。

ひやといくんちゅー強敵のほかにも、あやまり堂くんもいたことを再認識。

中盤までは安定感のある運びなのだが、えれえエネルギーがあるから、むしろお口から、ぷっ。

後半は、さらにエネルギッシュになって、おきて破りまがいの展開に。

こういう破綻の仕方は、作家性があっていいと思うー。

最後の一行も、女の子に設定した意味がある感じー。
2013.12.09 21:09

にやにやしながら読ませていただきました。
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