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はつゆき
 投稿時刻 : 2013.11.27 01:01 最終更新 : 2013.11.27 21:05
 字数 : 3662
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2013.12.03 15:10
大沢愛 @ai_oosawa
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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全盲のピアニスト・マチコさんと盲導犬ユーリーである「俺」、そしてマチコさんが音楽仲間の家から貰ってきた子犬のチビが迎えるクリスマスの話でした(正確にはまだクリスマスには至っていません)。このお話に陰影を与えているのは語り手の「俺」に迫る「老い」です。好奇心旺盛ではしゃぎ回るチビの姿を見るにつけ、マチコさんのそばにいられるのは今年の冬が最後かもしれないという思いが兆します。かつての自分の姿を重ねつつ、子犬に語りかけるさまは振り始めた雪と相俟って、華やかな側面ばかりが強調されがちなクリスマスにかすかな重みを与えています。初読の時点ではマチコさんも老齢の婦人だと思ってしまいましたが、読み返すとそういう記述はありませんでした。耳はいい、と書かれていますから、職業音楽家という点を差し引いても、まだまだ彼女の人生は続くでしょう。その間、どれだけの盲導犬たちとの出会いと別れが繰り返されるのか。しみじみと思わずにはいられません。
視覚障碍者のかたが盲導犬を二頭飼いする、というのが意外に思えて調べてみました。無いことはないようですが、珍しいようです。理由は、全盲状態で二頭の世話をする負担が大きいからだそうです。確かに、並んで歩く視覚障碍者と盲導犬の姿の陰には、自身で盲導犬の世話をする視覚障碍者の苦労もあるんですね。当たり前のことなのに、今まで考えてもみませんでした。
もうひとつ。作中で「俺」がマチコさんのことを「やさしい人」と表現しています。でも、現役の盲導犬は通常、一人の飼い主しか知らないんです(リタイアしてよそに引き取られれば別ですが)。誰とも比べられない、たった一人のご主人様、なんですね。そう思ってみると「俺」のまなざしの透徹ぶりが分かる気がします。

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初雪の降るシーンが、静かで美しくてとても好きです。老いというと衰えとか死の近づくイメージですが、ユーリーはそれによって続いていく「縁」を悟るのだなあと思って、少し切ないけど心温まるお話でした。犬の視点で見ているけれど、時折、マチコさんの目からも世界を覗いているような気分にもなる視点の寄り方で、短いお話ながらどっぷり世界観に浸かれて、不思議な読後感でした。

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わんこの絵文字がかわいいですねー。

マチコさんって名前は、長谷川まちこさんからですかー。

ちゅーか、キョウコちん(仮名)がいないと、お洗濯したり、お掃除したり大変だけど、がんばってくださーい。

ん?

もしかして、これってボクちんが書いた投稿作品じゃんかー。

間違って、自分で自分に感想つけちゃったー。

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大沢愛さん への返信
盲導犬は満員電車に乗ったり、会社通勤もしたりで、社会参加している稀な動物でー。

だから、いろんな人を観察しているんだけど、通りすがりの人になでられることがストレスにもなるらしくー。

そんな話を聞いたとき、盲導犬ちゅーのは社会的な役割で、お仕事だと思ったのだ。

ユーリーとマチコさんは、むしろマネージャーと音楽家ちゅー関係なのかもねー。

その分、チビのような純粋な愛玩犬を求めるようになると思われー。

でも、目が見えないから散歩も簡単じゃないし、うんこしても拾えないし、考えてみれば不便なことばかりなのだ。

1人と2匹は、それぞれ立場がちがうのだが、ほっと寄り添うのがクリスマス的かにゃあと思ったー。

執筆意図はそんな感じー。

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よい子向きって、前はもうちょい書けた気がするのだが、切り口が難しいにゃあ。

本職の人たちは、書くべき内容と語り口調をちゃんと合わせていてエライのだ。

ペットって、人間と同じで縁に左右されるかもねー。

とすると、そこには相性も存在して、1人と2匹が幸せな関係を築けたとしたら、それは神様からの贈り物だったりー。

その贈り物が届いた瞬間を書きたかったのかもー。

執筆意図としてはそんな感じーパート2。

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