てきすとぽい
X
(Twitter)
で
ログイン
X
で
シェア
200文字小説コンテスト
〔
1
〕
…
〔
16
〕
〔
17
〕
«
〔 作品18 〕
»
〔
19
〕
〔
20
〕
…
〔
283
〕
ひまわり
(
anon
)
投稿時刻 : 2014.03.17 02:06
字数 : 200
1
2
3
4
5
投票しない
感想:5
ログインして投票
ひまわり
anon
山を越えたその先は神にも見捨てられた土地
決して足を踏み入れてはならぬと言われて育
っ
たのだろう
そこに住まうのはわれらに仇為す異形だと
だからきみは征
っ
たのだよね
大切なものを守るために
かけらの疑念も持たずに
空の色はどうだ
っ
た?
空気は?
そして地上にあ
っ
たものは?
きみは確かに見たはずだ
きみが知る世界となんら変わらぬ美しさを
今日きみが焼いた黄色い花畑
風に揺れる一面のひまわり
きみの涙はその花に託された祈りの結晶
←
前の作品へ
次の作品へ
→
1
2
3
4
5
投票しない
感想:5
ログインして投票