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200文字小説コンテスト
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ひまわり
anon
 投稿時刻 : 2014.03.17 02:06
 字数 : 200
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ひまわり
anon


山を越えたその先は神にも見捨てられた土地
決して足を踏み入れてはならぬと言われて育たのだろう
そこに住まうのはわれらに仇為す異形だと
だからきみは征たのだよね
大切なものを守るために
かけらの疑念も持たずに

空の色はどうだた?
空気は?
そして地上にあたものは?
きみは確かに見たはずだ
きみが知る世界となんら変わらぬ美しさを

今日きみが焼いた黄色い花畑
風に揺れる一面のひまわり
きみの涙はその花に託された祈りの結晶
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