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異国死
悠希
投稿時刻 : 2014.03.30 10:34 最終更新 : 2014.03.30 12:41
字数 : 200
5
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コメント
2014.04.08 14:13

私事で恐縮なのですが、わたし、日本に生まれ日本に育ちながら、米を食べるという習慣がありません(父母両方とも日本人です)。
そんなわたしでも、死ぬときにはこの人のようにソウルフードたる米を渇望して死んでいくのでしょうか……。死というものの側面に触れた気がしました。
2014.04.23 13:25

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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ラスト一行、作者さんの主観だと思われる気持ちを入れたことは賛否両論だと思います。
あの一行で、そこまで淡々と語られてきた物語は、感情が示され、現実の色に変わる。
私は、もう少し別のオチがくるのではないかと身構えて読んでいました。
これは実話でしょうか。
2014.04.29 03:34

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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 こういった涙腺にくる類の話は、大変難しいと思う。実話であれ、創作であれ、ふと、読者が「小説」から意識を現実に戻してしまった時点で陳腐になる。しかし、この話は最後まできっちり作品世界につなぎとめてくれた。特に「冷え切った手つかずのラザニア」、この一文がとても鮮やかに頭の中に浮かび上がって、目の前に老婆が見える気がした。お見事。
 
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