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祖父の葬式
茶屋
投稿時刻 : 2014.06.24 23:27 最終更新 : 2014.06.27 06:37
字数 : 3182
5
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コメント
2014.07.06 23:52

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 人物造形の手順に味わいがあって面白いのですが、死因が見えないことで、現実とリンクしなさすぎた印象です。死を受け止められず現実感がない話…にならず、ただの作り話・お話という印象が強まってしまったというか。久しぶりに帰ってきたわけでもなくずっと一緒だったようなので、「あの祖父がなぜ死んだんだ」とは思いようもないのかもしれませんが、大きな存在が失われたことが受け止められない割には、
その要因に疑問を抱いていなさすぎで…、死自体は受け入れてしまっているようで、個人的には不自然でした。
 逆に、小さくなった祖父=昔と違い死んでも不思議でないただの老人…という捉え方なら、死因などは言及するまでもなく自明だとしても、もっと強く別人のように捉えるだろうし…。
 今回は、最終的にどこか違和感だけが残る読後感でした。
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