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ぱずる
投稿時刻 : 2014.06.26 17:03
字数 : 1405
5
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コメント
2014.07.06 23:54

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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 「誇り高き埃まみれ」のお話…というわけでもなく、ただ極度に鈍感、ないし天然な感じなのでしょうか?
 「嫌われているとは思っていなかった」理由が見えず、周囲の女子がその日まで付き合ってきた理由も見えず消化不良でした。蔭で嗤い者にするわけでもなく、同じような立場同士でもないなら、「嫌われている」と思わせないままつるんだりする・できるかな…?
 味方がいないことを初めて知ったわけですが、孤立無援に恐怖したり奮起したり絶望狼狽したりするでもなく、ただ心の中で泣く、消極的ながら受忍してしまう…というのは、ある意味現代性の象徴っぽくて、題材にされるのも分かるのですが、「悪い意味で背伸びして納得して・諦めてみせる」だけで終わってしまうのは、
作品発表のタイミングとして逆に遅すぎる感じが、個人的にはしてしまいます。…もう弱者の存在をただ示したり、弱者の痛みを麻痺させたり癒やしたり、逆に敢えて抉ったりいたぶる側を描く作品が訴求力を持つ段階は過ぎていて、何か実効性ある救いの手が差し伸べられるか、暴発して破局的結末に至るか…、いずれにせよ、お題の消化法や作品自体はもちろん凄くいいと思いますが、今現在では「これではオチてない」ように映ると思います。
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