てきすとぽい
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短歌小説コンペ2.0
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ヤドカリ記念日
(
゚.+° ゚+.゚ *+:。.。 。.
)
投稿時刻 : 2015.05.10 20:43
字数 : 640
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ヤドカリ記念日
゚.+° ゚+.゚ *+:。.。 。.
引
っ
越しがしたいと君が言
っ
たから、5月10日はヤドカリ記念日。
君がまず、ドロー
ン飛ばしている間、僕は得物の準備を始める。
設計図、用意してから印刷だ。買
っ
たばかりの3Dプリンター
。
ガガガガガ、ガガガガガガガ、ガガガガガ。あ
っ
という間にピストル出来た。
「見つけたわ」君が嬉しそうに叫ぶ。一戸建てな上、お庭もついてる。
ミクシー
に、先週の旅行写真上げ、アリバイ工作完璧にした。
いざ出陣、中古の軽トラ乗り込んで、僕らはヤドカリ始めたぞ。
叫び声
響き渡るよ
住宅街。僕のピストル大活躍だ。
「命だけ、命だけでも助けてください」中年男が足元縋る。
「わたくしの、いちばんだいじなものをあげます」中年男は物置へ走る。
「これどうぞ」そういい差し出されたそれは「これは…まさかの…」「そうですまさかの」
どうしても、手に入れることが出来なんだ。あの幻の神様の紐。
「本当に、この僕にこれをくれるのですか」「もちろんですともヤドカリさんよ」
「それならば、あなたは逃がしてあげまし
ょ
う」「妻と子供も許してください」
「問題ない」「ほんとにほんとに、ありがとう」中年男は妻子と逃げた。
「ち
ょ
っ
と待て、あんた勝手になにしてんのよ」ダダダダダダー
ン、ババババキ
ュ
ー
ン。
どうしてだ、君があまりにうるさくて、引き金う
っ
かり弾いてしま
っ
た。
まあいいや、僕はこの紐愛でて幸せ。狩りと
っ
た宿で萌えを堪能。
その時だ。外から大きな音がした。ピー
ポー
ピー
ポー
、ピー
ポー
ピー
ポー
。
あの野郎、まさか通報しやが
っ
たのか。逃がした恩を忘れやが
っ
て。
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