エントリー作品◆第54回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉父のうどん(1330字)投稿時刻 : 2019.12.14 23:57 時々、思い出す。
母が出かけた時に作ってくれた、父親の味というやつを。 ...
◆第54回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉真っ赤に染まったキッチンと硬いスポンジ(3566字)投稿時刻 : 2019.12.14 23:28 一つ聞いていいですか、と僕が言ったら。
いいよ聞き給えよ、と彼女が言ったので。 ...
◆第53回 てきすとぽい杯神は隣にいまし、小さき世は事も無し(2276字)投稿時刻 : 2019.10.19 23:34最終更新 : 2019.10.19 23:44 これは夢だ、と気が付いたのは、自分の体が小さく頼りなくなっていたからだった。
『いいかい、お前はこれからこの人間を殺さなければいけないよ』 ...
◆第9回 文藝マガジン文戯杯「お薬」すいみんやくは、きみのたいおん(1813字)投稿時刻 : 2019.10.04 00:05最終更新 : 2019.10.19 22:09 今日はなんだか、どうしようもなく『夜』が怖い。
何があったというわけでもない。もちろん、ホラー映画なんかも見ていない。な...