エントリー作品◆第76回 てきすとぽい杯嗚呼、勘違い/レトリック過多問題(722字)投稿時刻 : 2024.10.19 23:20この頃やっと秋めいてきましたな。
今朝は目覚めて肌寒さを感じました。 ...
◆◆hiyatQ6h0cと勝負だー祭りキャッシュをデリバリーした記憶(5056字)投稿時刻 : 2024.07.23 23:16
「今年の夏も台風が多いでしょう」
テレビで気象予報士がいう。 ...
◆第24回 文藝マガジン文戯杯「Silent」ふたつの聖夜(3939字)投稿時刻 : 2023.11.26 06:48最終更新 : 2023.11.26 23:09 この高層ビルには営繕のための建築資材等を運ぶ大きな箱のエレベーターが通常のものとは別に設置されている。その時間は搬入されたパーツ類の荷揚げ中で、私はこ...
◆第23回 文藝マガジン文戯杯「帰郷」ささやかなる帰郷(4960字)投稿時刻 : 2023.08.06 00:22最終更新 : 2023.08.13 19:49 私はかつて新宿区歌舞伎町に在った日本赤十字病院にて生まれた。
本籍地は新宿区西早稲田であるが、そこには三歳までしかいなかった。微かな記...
◆第22回 文藝マガジン文戯杯「さようなら」さよならにまつわる記憶・少年時代(5023字)投稿時刻 : 2023.02.14 00:26最終更新 : 2023.02.14 01:36 転校の多い少年時代であった。
引っ越しを繰り返す家に育ったから。 ...
◆第21回 文藝マガジン文戯杯「Illuminations」ダニエル(5082字)投稿時刻 : 2022.11.19 12:07最終更新 : 2022.11.19 12:10 ダウンタウンと住宅街の境にあるセブンイレブンで、缶のバドワイザー半ダースとオニオンフレーバーのドリトス二袋を買って、キャンパス内の学生寮に戻る4thア...
◆第20回 文藝マガジン文戯杯「記念日」アジアの片隅で/玉山紀行(3989字)投稿時刻 : 2022.08.21 17:42最終更新 : 2022.08.21 22:09 モノレールの車窓から見える運河は鉛を溶かして流したような灰褐色であった。それでも空港に着くまでに、岸辺から竿を出している者を数人確認できた。季節がら釣...
◆第19回 文藝マガジン文戯杯「花火」オバQ音頭とふくらはぎ(1696字)投稿時刻 : 2022.05.20 23:37 夏の夜空は星々が低い位置にあった。
冴ちゃんは白地に青い格子柄の浴衣を着ていた。ぼくはそれを見て、派手だな、...
◆第19回 文藝マガジン文戯杯「花火」ごめんねチャーリー(3644字)投稿時刻 : 2022.05.20 23:34最終更新 : 2022.05.21 06:30 SPARTANS。
サンノゼ・ステイツのキャンパス・ストアで買った青いスタジアムジャンパーの...
◆第18回 文藝マガジン文戯杯「Junction」恵理子の部屋(6874字)投稿時刻 : 2022.02.14 23:34 恵理子は無口な少女だった。
私はかつて、北関東のある町で学習塾の講師をしていたことがあり、恵理子は私...
◆第18回 文藝マガジン文戯杯「Junction」猫はサワン(4369字)投稿時刻 : 2022.02.14 23:32 人は長く生き過ぎる。
それが私の人生に対する偽らざる実感である。 ...
◆第10回 文藝マガジン文戯杯「気づいて、先輩!」犬の家・猫の家(2952字)投稿時刻 : 2020.01.24 19:07 ある晩、深夜料金のタクシーで帰宅した私が玄関の扉を開けると、たたきの隅に、愛媛蜜柑、のロゴが入ったダンボールの箱が置かれていた。音をたてぬよう扉を閉め...
◆第9回 文藝マガジン文戯杯「お薬」僕の部屋のジェシカ(1762字)投稿時刻 : 2019.10.04 20:53最終更新 : 2019.10.05 05:13 部屋の四隅が丸みを帯びてきた。煙が身体に馴染んできたのだ。そろそろ灯りを消さないと目が痛くなる。 ...
◆第8回 文藝マガジン文戯杯「旅」辰雄のこと(9272字)投稿時刻 : 2019.07.08 20:47 辰雄の話をしようと思う。
辰雄と初めて会ったのは成田空港の到着ロビーであった。 ...