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麦樹で乾杯
投稿時刻 : 2013.04.13 23:37
字数 : 851
5
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コメント
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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前段の詩のような部分に登場する「お前」というのは
おそらく「お前」本人の、敢えての二人称で、
すんでのところで自殺を踏みとどまるに至る様子を回想するような、一見殺伐とした内容ですが、
ぱっと見にさほどリズミカルには見えないのにとてもリズミカルで、
そのリズムが読んでいて楽しくすらあります。

挿絵のあとに繰り返される、「のろまな時のひと打ちに、」という文が
微妙に異質な感じがしたのでGoogle先生に聞いてみると、
菅原克己という詩人の詩にたどり着き、
してみれば、これはオマージュ的な側面も持った作品であるのか、
などと思ったりしました。

タンドリーチキンの骨で塔を作る奇妙な所作も
この作品に捉えがたさの味わいを加えている、、、気がします。
2013.04.25 22:04

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ハードボイルドタッチなホラ話という。
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