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夕闇の彼方で
大沢愛
投稿時刻 : 2016.07.03 23:47
字数 : 11390
5
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コメント
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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僕はようやくここで、ラムネには食べ物のラムネと飲み物のラムネがあるってことに気がついたのだった。

で、って話だけど(´・_・`)

この作品の難点は、立ち上がりが遅く感じること。
ふたりのレズ(実際にはそうでなかったが)描写に入ったあたりからようやく物語が始まる感じで、その前の作品たちが短かったから余計に遅さを感じてしまう(´・_・`)
ななしと主人公が具体的に親密なやりとりをし出したのって、このあたりからなんだよね。
こういう展開にするなら、ほんとに最初の最初からななしとべったりしている感を出したほうがよいかなと。

あと、最初の描写だとななしより主人公のほうが強い感じに書かれているのにいつの間にか逆転しているので、微妙な違和感があってイマイチ入り込めないのだった(´・_・`)

あと、って注文が多いけど、早苗は単なる当て馬にせず、もうちょっと魅力を与えてほしかった感じです。
当て馬の人生は虚しいので(´・_・`)
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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硝子玉を探り合うシーンの色っぽさとか、愛にかけられた「おまじない」が明らかになるシーンはおおっと思いました。
愛はななしより男性的になるのが早かったため、ななしを含めた全員が男性であることに早いうちから気付いてたということでいいんですよね?(だから祭りで男に揶揄われた)
こだわり抜いておまじないをしている割りにおばあちゃんも「ななし」と本名で呼んだり、同じまじないをかけられてると知っている愛の前でななしのお父さんが股間を晒していたりとなにかと「まじない」に対して無防備な感じがして最後まで読んでから最初に戻ると腑に落ちない点が出てきてしまいました
あと早苗が登場する必然性が感じられず彼女が登場してからダレる感じがします・・・個人的な好みの話でもありますが、早苗は「女性性」をななしや愛と対比させるために出したと思うのですが、ここは比較対象なしで展開させてほしかったです。
と色々言ってしまいましたが閉塞感ある田舎の昭和な情景の描写とかは手堅くてさすがだなあと歯ぎしりしております。
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