第38回 てきすとぽい杯
〔 1 〕…〔 4 〕〔 5 〕«〔 作品6 〕»〔 7 〕…〔 14 〕
「超ドベタ恋愛ストーリー」
(酔歌)
投稿時刻 : 2017.04.15 23:34 最終更新 : 2017.04.15 23:43
字数 : 1781
1 2 3 4 5
投票しない
目次
1. 窓からくる暖かい日の中に、君がいたという事だけ覚えている。
2. 「おはよ」
3. 「おはよう」
4. 男子どもが騒いでいると、丸時計が八時を指して鳴る。それと同時に教師も入ってきて、男は着席を余儀な
◆ 全ページ一括表示
更新履歴
- 2017/04/15 23:43:23
- 2017/04/15 23:34:59
2 / 4
「おはよ」
「おはよ、じゃねえよ。なんなのいきなり。皆見てるし。腕を絡めるな」
「いいじゃーん恋人なんだから」
「親しい中にも礼儀ありってことわざ……ああ、お前なら知らんわな」
「ひどくない? 泣くよ?」
まあ、恋人はスルーできないよな。
取りあえず身体と身体を引き剥がしたら、スマホの電源を切った。
「昨日も散々言ったけどさ、その、家でならいくらでもするから、外ではするな。ほら、電車乗るぞ」
「ちぇー」
手を握りしめて、彼女を席へ連れた。バッグを膝に置いたら、僕も隣へ腰かけた。
「……手は握ってくれるんだ」
「そりゃ、な」
彼女がじろじろ僕の顔を見ている。可愛い。けどまあ、恥ずかしくて言えない。それにしてもずっと見続けてくる。
「やっぱりさ、眼鏡。無い方がいいよ。」
また、キスをされた。
「……伊達ならな」
続きを読む »
« 読み返す