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彦二郎の猿尾
投稿時刻 : 2018.08.25 23:33
字数 : 1509
5
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コメント
2018.09.09 05:02

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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家族が彦二郎の話を聞き入れるまでにひと悶着あっただろうなと想像できるのですが、そこを描かなかったのが良いなーと思いました。扱いあぐねていたといえど元々信頼はしていたのか、それとも「家族を集めて何やら相談をしていた」というタイミングで彦二郎が説き伏せたのかはわかりませんが、そこを家族間の物語にするのではなく、あくまで外部から語らせて史実と絡めたのが、雰囲気が出ていて良かったです。
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村からつまはじきに遭っていたものが、常識から外れた発想で集団の危機を救うという痛快ストーリーかと思いましたが、村の人は結局猿尾に守られたのに彦二郎のおかげとも気付いていないのですかね。まあ、それが現実ぽいですよね。でも家族の人は一緒に猿尾を作ったから彦二郎の味方なのかな。どこかで達者に暮らしていると思いたいです。
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