小伏史央
@u17_uina

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こぶせふみお。SFを書いている人。ただしScience Fictionに限りません。/「あなたのSFコンテスト」(2014) 主催。テンミリのu17(ういな)さん。アイコンはNeonさんからお借りしました。
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主催イベント
第2回200文字小説コンテスト作品数 : 31
公開日 : 2018.04.01 14:09審査期間 : 2018.04.23 00:00 ~ 2018.05.14 00:00
 200文字ジャストの小説作品を募集します。
■開催期間 ...
200文字小説コンテスト作品数 : 283
公開日 : 2014.03.14 21:19審査期間 : 2014.04.01 00:00 ~ 2014.05.01 00:00
どうも、ういなです。小説企画、「200文字小説コンテスト」のお知らせです。
新年度や公募ラッシュでお忙しいかもしれないこの季節、ひとつ息抜きに、たった...
エントリー作品
◆第63回 てきすとぽい杯
2n(1401字)投稿時刻 : 2021.06.19 23:45
 甘いたこ焼きを食べた。大陸のたこ焼きは総じて甘いが、これは格別に甘かった。たこ焼きではなくベビーカステラだと言われた方がまだ納得できる。でも歯と歯の間...
◆第60回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
無の集会(717字)投稿時刻 : 2020.12.13 00:00
「もうだめだ。おれのことは置いて逃げてくれ」
 さっきまで早鐘を打っていた心臓が、徐々に大人しくなっていくのを感じる。つ...
◆第59回 てきすとぽい杯
ヒッチコックみたいにはなれなかったけど(1303字)
投稿時刻 : 2020.10.17 23:45
 雨宿りのつもりで入った喫茶店は意外とこじゃれていて好みな雰囲気だった。窓辺の木製のテーブルに肘をついて、コーヒーカップから昇ってくる湯気を嗅ぎ、窓の外...
◆第57回 てきすとぽい杯
バスの口内(1296字)投稿時刻 : 2020.06.13 23:39
バンジョーを弾きながらさだまさしが言った(言ってないです)。
 この世は一両のバスである、と。 ...
◆第56回 てきすとぽい杯
おかえりはいらない(1408字)投稿時刻 : 2020.04.18 23:45最終更新 : 2020.04.19 00:30
 あれは一年後のことだったのか二年後のことだったのか、はたまた十年後のことだったのか。今となっては思い出せない。 ...
◆第54回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
同じ味 2: つくるところ(1163字)
投稿時刻 : 2019.12.15 00:00
 藁稈類の収穫跡地では、フクロタケなどの草生のキノコを目にすることが多かった。ほんの一晩でも目を離していれば、干し藁やその捨てくずから、卵のような形状の...
◆第54回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
同じ味 1: たべるところ(416字)
投稿時刻 : 2019.12.14 23:10
 最初は喜んでくれた手料理も、さすがに毎回同じ味では飽きがきたらしい。
「今日も美味しいよ」 ...
◆第53回 てきすとぽい杯
産褥期(1068字)投稿時刻 : 2019.10.19 23:44
 カチカチカチと、音が鳴る。ぼくはすぐさま駆け寄って、「母」の様子を確認した。
 綿の詰めた大きなクッションに、彼女は背中を預けている。動けない状態のまま...
◆第52回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
考える人が考えるだけ(1000字)投稿時刻 : 2019.08.18 14:47
 は??? このカプめっちゃ尊いやんけ……。
 わかりあっている感がすごい。わかりあっているのにそれをいちいち確認しない...
◆第52回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
アギア・ソフィア(1000字)投稿時刻 : 2019.08.18 14:04
 ユスティニアヌス一世は、再建された私たちの出来栄えに感動して
「ソロモンよ、余は汝に勝てり!」 ...
◆第52回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
ジムノペディ(1000字)投稿時刻 : 2019.08.18 04:59
1,
 わたしは演奏または再生されるたびに人々の胸裏に風景をもたらしてきた。4分...
◆第51回 てきすとぽい杯
女神(1381字)投稿時刻 : 2019.06.15 23:45
「少年よ、私を解除しなさい」と、廃墟の女神はわたしに言った。
「少年じゃないんだけど」 ...
◆遊び場
ビューポイント(1275字)投稿時刻 : 2019.05.19 07:16最終更新 : 2019.05.19 07:29
「ぴかぴか光ってばかりいるから、あれが星だと思っていたよ」
「   」 ...
◆第50回 てきすとぽい杯
渡り鳥(1484字)投稿時刻 : 2019.04.13 23:45
 
 地中をおよぐ鳥の群れ。羽をぴたりと体につけて、滑っているかのように足元を...
◆3月うさぎの「スイーツ感想」お茶会
ポイズン(886字)投稿時刻 : 2019.03.27 02:01
「オーッホッホホ! ついに、ついにこの日がやってまいりましたわ。そう! 今日はこのわたくしのお誕生日。親族が一堂に会して、このわたくしの優雅でファビュラ...
◆第49回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動7周年記念〉
大きな教会の死体泥棒(1281字)投稿時刻 : 2019.02.16 23:44
 大きな教会のほかには、さほど目立った物のない北方の村。伝書梟に導かれ、便利屋〈沙漠庵〉のふたりはこの村を訪れていた。 ...
◆第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
洞窟【白】(1693字)投稿時刻 : 2018.12.15 23:57最終更新 : 2018.12.15 23:59
intro.
 高くそびえる岩山に、大きく口を開けた穴が、ふたつ並んでいる。かつて魔王が...
◆第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
洞窟【紅】(2222字)投稿時刻 : 2018.12.15 23:56最終更新 : 2018.12.15 23:59
intro.
 高くそびえる岩山に、大きく口を開けた穴が、ふたつ並んでいる。かつて魔王が...
◆第47回 てきすとぽい杯
ケット・ルーと雲(598字)投稿時刻 : 2018.10.20 23:45
 ケット・ルーの背中に寝転がって、雲の動きを眺める。こうしているのが何より好きで、暇なときでも暇じゃないときでも、私はふかふかの毛に身を沈めて、ぼーっと...
◆第46回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
映画「あなたは回る」予告編(1000字)
投稿時刻 : 2018.08.18 19:29
  げてきて、気付けば見知らぬ街にいた。霧の立ち込めた道路の脇に、古い民家が立ち並んでいる。 ...
◆第4回 文藝マガジン文戯杯
(6938字)投稿時刻 : 2018.07.30 22:30
 その男は、私を見るなり眉をひそめた。
「こんなところに女ひとりじゃ危ないだろ。噂のこと聞いていないのか?」 ...
◆゚+.゚ *+:。.。 。.世 紀 末 ゚.+° ゚+.゚ *+:。.。
世紀末UFOビーチボール仮面、誕生!(2457字)
投稿時刻 : 2018.08.30 03:06
「ベントラー、ベントラー」
 青年・藤巻ワタルは、ひとり砂浜でUFOとの交信を試みていた。時は世紀末であ...
◆第45回 てきすとぽい杯
西(164字)投稿時刻 : 2018.06.16 23:23
「西、始めました」
 あるときどこからともなく声がして、世界に西ができた。太陽は西へと沈むよう...
◆16小節のラブソング
植木鉢の妖精(69字)投稿時刻 : 2018.05.24 22:41
昔から ゆめみがちで
植木鉢 磨きつづけた ...
◆第44回 てきすとぽい杯
床下収納(1174字)投稿時刻 : 2018.04.14 23:37
 洗面所に床下収納があることに気付いた。
 洗面所は同時に、浴室に隣接する脱衣所でもあった。深夜に帰宅した私はシャワ...
◆第2回200文字小説コンテスト
このシステム(200字)投稿時刻 : 2018.04.21 21:37
 義務教育課程を終えると、全員、文章を書かされる。内容の指定はないが、文字数が定められている。ごく短い文字数だ。何かを伝えようとするとすぐにオーバーして...
◆暁文学
陽の光(1678字)投稿時刻 : 2018.04.04 22:08
 目が覚めると陽の光がなだれ込んできた。あまりの眩しさに目を瞑るが、まぶたを通る血管に光が透けて、ぴりぴりと強い刺激がする。 ...
◆第43回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動6周年記念〉
輝け一番の!星(1219字)投稿時刻 : 2018.02.17 23:44
 感動的な音楽に出会ったとき感動した。
 感動した。 ...
◆安眠文学
まぶたのうら(467字)投稿時刻 : 2018.03.26 00:11
 左に大きな丸い靄。右には小粒の砂が散る。
 それらが次第につながって、ひとつの波打つ浜になり、まぶたのうらを横切った...
◆第3回 文藝マガジン文戯杯
スカム・フリー(4132字)投稿時刻 : 2018.01.31 02:15
 スカム・ミュージックは音楽として評価されうるが、へたくそな言葉はいつだって矯正されるだけという話。 ...
◆第42回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
熱の間合い(1315字)投稿時刻 : 2017.12.09 23:59
 濁った水たまりの底が透けて見えた。炎に照らされた地面がゆらゆらと揺れている。いまだ曇天ではあれど既に雨はやんでいた。雲に覆われた大地はまるで蒸し饅頭で...
◆ファッションの秋!パリコレ小説大賞
裸の王様(1352字)投稿時刻 : 2017.12.23 19:48
 パリレッコ王国は二日後に控えたファッションショーのためにいつになく賑わっていた。パリレッコのファッションショーは国を挙げた一大イベントだ。西の遠国、東...
◆第41回 てきすとぽい杯
エンディングノート(739字)投稿時刻 : 2017.10.14 23:34
「そういえば私エンディングノート書かなかったなーと思ってさ」
「エンディングノートですか」 ...
◆第40回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
明日の日記(1000字)投稿時刻 : 2017.08.20 14:57
8月7日
 夏休みなので、今日から楽しく日記を書こうと思う。でもただ日記を書くだけじ...
◆名作の書き出しは必ず名文
無言(5000字)投稿時刻 : 2017.08.19 14:34
(2)こころ/夏目漱石
 私はその人を常に先生と呼んでいた。それが唯一の教義だった。 ...
◆第39回 てきすとぽい杯
になる(788字)投稿時刻 : 2017.06.17 16:13
 空のお星さまは、いつもきみを見守ってくれているよ。
 お母さんがそう言っていた。 ...
◆第31回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動4周年記念〉
D(1127字)投稿時刻 : 2016.02.20 23:40最終更新 : 2016.02.20 23:45
 Dは日常のいたるとこに潜んでいる。積み上げたレンガの隙間、赤いポストの口唇、つり革の輪っかの内側。彼ら(それら)はきみたちが見るすべての〈あな〉に隠れ...
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞
無題(4コマ小説)(30字)投稿時刻 : 2015.10.27 20:52
ン。
    破片 ...
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞
目を逸らす(30字)投稿時刻 : 2015.10.27 00:22
あっちむいてホイ! あっちむいたらもう君はいない。さようなら。
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞
戦闘(30字)投稿時刻 : 2015.10.26 23:31
 切っ先。間合いを詰める。
 前方から槍の防壁。腰を低くして。 ...
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞
駆け登る(30字)投稿時刻 : 2015.10.26 20:25
を投げ捨て、重い足を叩いた。丘を越えれば見えてくると信じて。
◆第29回 てきすとぽい杯
ジャックと生足(1339字)投稿時刻 : 2015.10.17 23:36最終更新 : 2015.10.17 23:41
 ジャックはお父さんの生足がとても好きだった。生足氏は長寿の賢人のように髭を蓄えていた。そしてそれと同時に日々の労働によって鍛え上げられた生足氏はごつご...
◆第28回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
魔王(幼少期)(1000字)投稿時刻 : 2015.08.16 12:04
 少年は玉座に腰かけるが、その足は床に着かず、また両の腕も容易には肘掛におさまらない。しかし少年はそのことに気分を害することもなく、堂々と、玉座にその身...
◆第28回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
夜明け(1000字)投稿時刻 : 2015.08.16 07:46
 埃が落ちてくる。照明は点かない。絆創膏。転がったコーラの空き缶。閉めきった窓。錆び付いた鍵。台所でコバエが飛んでいる。炊飯器の中身は腐っている。一杯に...
◆第27回 てきすとぽい杯
おしまいの雨(1529字)投稿時刻 : 2015.06.20 23:35最終更新 : 2015.06.20 23:38
 授業は退屈だ。窓の外を眺めると、黄土色の空が広がっていた。退屈な空。
「ほらそこ、よそ見しない」先生に注意される。「はーい」教卓のほうを向くとで...
◆第26回 てきすとぽい杯
ちこちゃんの話(1031字)投稿時刻 : 2015.04.11 23:36最終更新 : 2015.04.11 23:38
 ここに、なんでもかんでも地球何個分かで考えてしまう女の子がいました。
 たとえばこんな感じ。 ...
◆第23回 てきすとぽい杯
入れ子(1117字)投稿時刻 : 2014.11.15 23:45
 ぼくは小説を書いている。「入れ子」というタイトルだ。コンテストの締め切りまで時間もない。ぼくは大急ぎでキーボードを叩いた。この頃寒くて、手がかじかんで...
◆第21回 てきすとぽい杯
おわりの会にて(555字)投稿時刻 : 2014.09.20 23:29最終更新 : 2014.09.20 23:31
 誰かの携帯電話が鳴った。この厳粛なる「おわりの会」の場において、会の進行を妨害する着信音はもはやこの会への冒涜だ。断じて許してはならない。 ...
◆【BNSK】月末品評会 in てきすとぽい season 3
たったひとつのぼくを求めて(12345字)
投稿時刻 : 2014.05.25 07:55最終更新 : 2014.05.25 21:48
  5
 ビルに挟まれどこか閉塞感のあるような歩道橋を渡り、最近建てられた日本で最...
◆第17回 てきすとぽい杯〈GW特別編〉
幽霊船(2570字)投稿時刻 : 2014.05.03 23:30最終更新 : 2014.05.06 23:41
(1)
 R-667Dはクオリアを有するアンドロイドである。彼は宇宙船を独りで操縦してい...
◆第16回 てきすとぽい杯
二日酔い(338字)投稿時刻 : 2014.04.05 23:11最終更新 : 2014.04.05 23:40
「お客さん、終点ですよ」
 そう言われても困る。わたしは寝ているのだ。 ...
◆200文字小説コンテスト
生きる(200字)投稿時刻 : 2014.03.25 20:43最終更新 : 2014.03.25 20:44
 潮風が吹く。生きなくちゃ。
[#改ページ] ...
◆200文字小説コンテスト
簡単な説明(投稿サイト/ブログ)
◆第15回 てきすとぽい杯
わたしの生きる道(1589字)投稿時刻 : 2014.03.08 23:24
 わたしは桜風吹のなかを駆けていた。桜色の空、桜色の地面。そこは華やかで息苦しい、春の息吹だ。桜が二列になって平行に並んでいる。その間をわたしは駆けてい...
◆【そうだ】自作リライト王決定戦【書き直してみよう】(条件もあるよ)
砂海の蜻蛉はなにを食む(2935字)
投稿時刻 : 2014.01.31 08:17最終更新 : 2014.01.31 21:48
 視界がぶれる。身をよじる。ときどき風が当たるが、むしむしとした、拷問のようなものだ。気体は暑気にふれる。痛みを感じることもかなわない。 ...
◆第13回 てきすとぽい杯
クマちゃん(2784字)投稿時刻 : 2014.01.18 23:44
 秒速二〇〇メートルの強風の前では、うずくまるだけでやっとだった。うずくまることができただけでも、ぼくにとっては御の字だったけれど、それはこの星の大気が...
◆短歌小説コンペ
むかしむか(270字)投稿時刻 : 2014.02.16 23:56
 むかしむか  しあるところに  おばあさん  とおじいさんが  いましたある日 ...
◆短歌小説コンペ
エウロパ(211字)投稿時刻 : 2014.02.15 19:21
 エウロパに 黒い線条 走ったら 木星の渦 霞んで見えた
 つるつると そこは綺麗で 滑りやすい 厚い氷が 融けては延びる ...
◆クリスマスイヴぼっち小説大賞&ぼっちついのべ
クリスマス・キャノン -A Christmas Cannon-(3828字)
投稿時刻 : 2013.12.25 00:10
 スグル爺は、ぼっちであった。スグル爺は陰険で、自分勝手で、守銭奴の気質もあり、街中の嫌われ者……でさえなく、彼は誰の視界にも登場することなく金貨を数えて...
◆第12回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
宇宙・この劇的なるもの(2846字)
投稿時刻 : 2013.12.14 23:44
 大きな夢を持っていたんだ。腕がはちきれそうなほどに、大きな夢を。
 それでもぼくは、頑張って持っていたんだよ。肩にちからを込めて、足をふんば...
◆年間王者はダレだ? バトルロイヤルheisei25
ココロ(8324字)投稿時刻 : 2013.12.22 23:59
 あいつが、死んだ。
 海に沈んで。 ...
◆突撃! 隣のプロットコンテスト
タイトル未定(仮)(2629字)投稿時刻 : 2013.11.28 23:14最終更新 : 2013.11.28 23:17
*舞台背景*
 日本と欧米の文化が(住所的な意味で)入り乱れたような架空の舞台。現代。 ...
◆突撃! 隣のプロットコンテスト
夢のなかのきみ(仮)(2354字)投稿時刻 : 2013.11.28 23:00
■使用キーワード:「サーカス」「大叔父」
■あらすじ ...
◆第11回 てきすとぽい杯〈お題合案〉
首畑(1352字)投稿時刻 : 2013.11.16 23:12最終更新 : 2013.11.16 23:31
 一面の首が、生えている。
 鼻歌を歌いながら、首に水やり。土を踏みしめる。足音がかなでる香りは、首た...
◆第10回 てきすとぽい杯〈平日開催〉
完全体サイボーグ(2739字)投稿時刻 : 2013.10.18 23:43
 ロボットの集合的無意識――といえば聞こえはいいが、それは単に、「ロボット三原則はもう古い」という危険極まりない言辞に対する抑制策のようなものでしかない。 ...
◆*――創文板 将棋祭――*
盤上の夢を見る(2346字)投稿時刻 : 2013.11.03 23:29最終更新 : 2013.11.08 23:29
 わたしは歩兵を踏みつけて立ち、盤上を見渡した。広く、水平線。
 向こうから見せかけの飛車が飛来した。わたしは歩兵のうえで足をふんばる。か...
◆【深夜の馬鹿力】三行革命家決定戦【リスペクト企画】
ラブレター(35字)投稿時刻 : 2013.08.31 21:31
 初めて書いたラブレター。
 字が読めない、って読まずに食べた。 ...
◆恒例!お盆スペシャル企画 掲示板は文学である大賞
隊員アイの掲示通信(463字)投稿時刻 : 2013.09.30 22:53最終更新 : 2013.09.30 22:58
   25年12月30日 ラムの日
  件名:テスト投稿 ...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
金魚、おなかがペコペコです。(1000字)
投稿時刻 : 2013.08.18 14:56
その一*金魚、お空を飛びます。
 金魚、おなかがペコペコです。 ...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
ゴールデンフィッシュにうってつけの日(1000字)
投稿時刻 : 2013.08.18 03:12
 へーいみんなー。魚のなかの魚、魚王、ゴールデンフィッシュ様のおでましやでー。ひゅーひゅー。きゃー金魚様カッコイイ! 金魚様! 金魚様! ってちゃうがな...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
水槽キンギョ船団(1000字)投稿時刻 : 2013.08.17 17:10最終更新 : 2013.08.17 21:11
 わたしは透明のなかを泳いだ。いたるところから照明がさして影は身を潜めている。けれど壁の外側は、なにもかもを影が包んでいる宇宙なのだ。わたしは泳ぐ。 ...
◆てきすと怪
クッキー(855字)投稿時刻 : 2013.09.15 23:59
 風雨のふきあれる夜。わたしはやっとのことで帰宅し、立ち上げたままのパソコンを触りました。SNSを開いてみると、参加しようと思っていた小説企画の締め切り...
◆第7回 てきすとぽい杯
モググは無慈悲な星の覇王(1397字)
投稿時刻 : 2013.07.20 23:33
 モググは票をみんな食っちまう生き物だ。太陽系の外れの、どっか小さな星からつれてきたらしいが、詳しいことは誰も知らねえ。公然の秘密ってやつだ。誰も喋らね...
◆漱右になるのは君だ! 第一回赤シャツ文学賞
おさない君へ(3333字)投稿時刻 : 2013.07.28 12:57
   
 国語の授業には必ず雑談が組み込まれている。それはA先生の怠慢に他ならない...
◆第6回 てきすとぽい杯〈途中非公開〉
さよなら(1503字)投稿時刻 : 2013.06.15 23:40
 太陽の熱はとても冷たいのです。ウィーブは自身を抱きしめました。肩が小刻みに震えています。太陽程度では充分な暖がとれません。 ...
◆第5回 てきすとぽい杯〈平日開催〉
考える箱(2410字)投稿時刻 : 2013.05.17 23:37
 俺はベンチの下にいた。まったく、ベンチの腰掛けでいいだろうに、なぜこんな窮屈なところに押し込むんだ。 ...
◆我ながらホレボレする文体を自慢する大賞
ただひとり(1065字)投稿時刻 : 2013.05.05 19:23
* 複素数空間
 情念がくすぐったい。誰かが〈わたし〉の噂をしている。月が欠けてゆく。崩壊...
◆第二回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動一周年記念〉
隕石(1823字)投稿時刻 : 2013.02.16 23:28
「お客様の中に隕石はいらっしゃいませんか」
 宇宙生命体が乗客を見渡す。 ...
◆第一回 てきすとぽい杯
ぼくの初夢(1952字)投稿時刻 : 2013.01.19 23:38最終更新 : 2013.01.19 23:43
 ママと街を歩いていると、隅にうずくまった、こどものヒトを見つけた。うすぎたないけれど、頭から生えている長い毛が黒くて、好きになった。 ...