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人間将棋
茶屋
投稿時刻 : 2013.11.10 22:58
字数 : 5120
5
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コメント
やーまーがーたーけーん。

将棋って、インド起源で戦争の代替物だったのー?

やっぱヒ・ヤトイ・クーンのしわざだべ。

モヘンジョダロは、あやしい古代文明って聞いたことがあるから、モノリスが訪れたのかもー。

今回は救いがないので、またまた黒茶屋登場。
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日常的な導入から少し情緒のある風景や町の趣きで引き込んでおいて、いつの間にか人間将棋に巻き込まれる不条理な流れは流石だなあと思いました。現代が舞台なのに全体的に和な伝奇的雰囲気を感じて将棋らしくてよかったです。負けたら切腹というのもジャパニーズ・ウォーっぽい不条理さがあって面白い。
2013.11.17 21:23

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終始不条理で、それに対する主人公の反応も楽しめました。怪談風の語りかけるような叙述でありながら、読者と作品の距離に隔たりを作ることなく、まるで自分がそこにいるかのように読ませる手腕は流石です。
ちなみに自分も「戦争の代替物としての将棋」のところでヒ・ヤトイ・クーンを連想しましたw
2013.11.17 21:38

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天童市、ですね。「3月のライオン」でも島田八段の郷里として登場した、将棋の町だそうです。
将棋は駒の名称も含めて戦そのものですから、実際の殺戮との親和性も高いと思います。
何もかもがばかばかしくなって姿を晦ました会社員の主人公が、人間将棋に組み込まれてしまう。
「なぜ」という疑問を振り払う勢いで話は進み、最後は首を刎ねられてしまう。
会社員としてドロップアウトした主人公は、兵としても役に立たずに終わってしまった、ということでしょうか。
なにやら身につまされるものがあります。
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