第一回 てきすとぽい杯
〔 作品1 〕» 2  19 
大好きなのはあなたとユメと
投稿時刻 : 2013.01.19 22:53 最終更新 : 2013.01.19 22:54
字数 : 559
5
投票しない
更新履歴
- 2013/01/19 22:54:59
- 2013/01/19 22:53:28
大好きなのはあなたとユメと
ひやとい


 初夢でいきなりゴキブリの集団に襲われる悪夢を見て、恐怖のあまり目を覚ました。またく新年早々ろくなことがない。すかり目が覚めたので、とりあえず起動していたままにしていたPCのメデアプレイヤーのリストにあた、電グルのポプコーンを聞いてコーヒーを飲む。もともと”popcorn”は、Gershon Kingsleyの曲なのだが、こちはTRー808のせいなのかわからないが、ちと重く感じる。だが卓球の音作りは嫌いじないので、こちを聞いている。目覚めの曲にはなかなかいい。
そんなことを思いながらタバコをつけぼんやりしていると、戸棚にポプコーンがあるのに気がついた。イスから立ち上がて取り出し、袋を開けさそく頬張た。すると口の中でポプコーンがはじけだした。激しい振動だ。いててててて。思わず口を開けるとポプコーンたちが飛び出してきた。なんだなんだ! 驚いていると彼らが言葉を発した。「やあぼくらポプコーンとポプロクのハーフ、ポプロコーンだよ!」「ぼくら口の中が窮屈でたまらないから、つい出たくて、震えて暴れてたんだ」「でも暴れるのにもけこうエネルギーいるんだよね」「振動してて、ああしんど、てか?」好き勝手なことを言い放つと、彼らはponponponとはじけながら、風に乗て空へ消えた。
← 前の作品へ
次の作品へ →
5 投票しない