200文字小説コンテスト
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羽ばたく日
悠希
投稿時刻 : 2014.03.26 15:40
字数 : 200
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羽ばたく日
悠希


闇のゴミ溜めで生まれた俺はしかし、悪臭と腐敗物にまみれて蠢く蛆虫どもや、下層を這い回る盲いた連中とは違う。
時々闇を貫き白い光が射しこみ、食料が与えられる。
俺はウジのように狂喜殺到しないが、少しでも新鮮な食料を奪い生きる。
成長し伴侶を得て、仲間を増やし世界に復讐するために。
飛び立つ力を手に入れた日、光が射した。
今だ、世界へ!

「ママ、紋白蝶
「叩き落して。一匹でも逃がしたらブロコリー全滅じ
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