200文字小説コンテスト
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騙された
投稿時刻 : 2014.03.18 17:39
字数 : 200
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騙された
茶林小一


「そこの人たち、みんなお上品でさ。俺だけ浮いてんの。なあ、頼むよ。お前も来てくんね?」
 そう頼まれたので行て、大きな胸の価値について滔々と語たところ、ドン引きされた。
 しかもその友人は、詩やアートの話ばかりして盛り上がている。
「てめえ、謀たな! 何だよお前だけ! 俺も盛り上がりてえよ! 主に胸部的な意味で!」
 友人は俺を指さし笑ているし、俺はますます孤立してゆく。
 俺は復讐を誓う。そうだ。この顛末をこ
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