てきすとぽい
X
(Twitter)
で
ログイン
X
で
シェア
200文字小説コンテスト
〔
1
〕
…
〔
51
〕
〔
52
〕
«
〔 作品53 〕
»
〔
54
〕
〔
55
〕
…
〔
283
〕
鬼嫁
(
茶林小一
)
投稿時刻 : 2014.03.18 22:47
字数 : 200
1
2
3
4
5
投票しない
感想:2+
ログインして投票
鬼嫁
茶林小一
肉塊と化した犬、猿、雉の血を啜り、桃太郎の頭部を踏みつけながら、アタシは聞いた。
「で、何だ
っ
て?」
アタシたちを征伐するとかほざいていたはずだが、叩きのめされた彼は今、すいませんごめんなさい我々が悪うございましたと繰り返すばかり。
もちろん許すわけはない。
「掃除(本土征服)は」
「やります」
「ゴミ捨て(戦後処理)は」
「やります」
「子作り(占領政策)は」
「やります」
「よし」
アタシは牙を剥きだして、笑
っ
た。
←
前の作品へ
次の作品へ
→
1
2
3
4
5
投票しない
感想:2+
ログインして投票