← 前の作品へ
次の作品へ →
作品一覧
悲しい嘘
muomuo
投稿時刻 : 2014.04.30 23:49
字数 : 2197
5
投票しない


作品を表示
コメント
2014.05.05 20:23

流れもオチも好みでないです。
2014.05.05 21:54

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
[ コメント本文を表示する ]
・はじめてお世話になります。muomuoと申します。お目通しいただき誠にありがとうございました。ご感想・ご批評とても勉強になります。こちらにリプライを記録させていただくことで、頂戴したコメントへの謝意に代えさせていただきます。

・今作は基本的な方向性として、読む人によって真相が変わって見えるリドルストーリー風実験作になっています。同じシリアスでも注目点次第で、マルチエンディングのように真相が変わって見えるし、人によってはギャグ(コントの台本)にも読める、という構造を意図しております。
(・こちらの意図したとおりに読み取っていただけないとすればひとえに当方の技量不足と存じますが、なぜ意図から外れてしまったのか、よろしければお気づきの点をご助言いただけると幸いです)

・シリアス路線の結末は、「一人高梨の魅力に気づいた香住なのにフラれてしまう」悲哀だけというわけではありません(それが見えないのは致命的な失敗ですが……)。「見舞客はなく、告白されるというドラマも未来ある春美にしか起きないことに絶望しそうなところを、(実は香住も高梨に一目惚れしていないのに)自分を絡めて物語を作った」こと自体が「悲しい嘘」になる場合です。これはさらに、春美が創作と気づいたパターンと誤解したまま拒否するパターンの二通りにも分けられます。
(・ちなみに本作の元々のモチーフは役割を転倒させた『最後の一葉』です。死んでいく身の香住が、自分の生きる意欲の源を自ら創作しつつ、生き残る高梨のためにも世話を焼くわけです。創作であるとの伏線の意味を強める意味でも、香住は芸術家・小説家志望だとすべきでしたでしょうか)

・なお、冒頭の「文章の途切れ」感は高梨の「コミュ障」を読者にも体感してもらうための実験的な表現方法です。「ブサメン」の要素は最後にしか出せないうえに、「コミュ障」も直接表現すると強すぎるため、示唆程度に抑える方法を模索するなかでの試みでしたが、単に「読みにくさ」しかないとすれば失敗です。
・「春美と香住の関係性が一切書かれてない」のはご指摘の通り明らかな構成の練りこみ不足で、あまりに読者に委ねすぎて感情移入を一層損ねた部分だと思います(「看護師に関する描写不足」もそうですが)。


(好き放題にコメントさせていただいてしまって恐縮ですが、誤読・誤解などがあればご教示ください)
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
[ コメント本文を表示する ]
はじめまして。こちらにコメントさせていただきます。
今回は作品及び、感想の投稿ありがとうございました。
私の作品にいただいた感想についても後ほどコメントさせていただきます。

muomuoさんが感想を投稿されているのをリアルタイムで追っていたのですが、読んでみて正直びっくりしました。
私が想像していたよりずっと文章力を高く感じたからです。
書かれている理屈もしっかりしており、「どうしてこの人があんな小説を書いたんだ?」と不思議に思っていましたが、本感想を読んで腑に落ちました。
実験作だったのですね。

仕掛けに全く気付かず読み終えてしまった私が言うのもなんなのですが(´・_・`)
あえて言うとすれば、信用が足りなかったのではないかと思います。

実際、読んでいて迷うところがあったんですね。
本スレッドで指摘させていただいた書き出しの部分ですけど、「香住ちゃんに貸してたものだった。」の後で時系列が途切れるのか途切れないのか。
意図的なのか、単に技術力不足なのか。

もしmuomuoさんの普段の文章を先に読んでいれば、今回の作品を読んだときもう少し違う印象を抱いたかもしれません。

小説を書いていると「これを書くのはヤラシイからあえて書かないようにしよう」ということが結構ありますが、そういうのって案外伝わらないですよね。
どうにかして上手く伝える術を身につけられればよいのですが、最近の私は諦め気味で、本当の意図を読み取ってもらえなくてもソコソコ楽しんでもらえる文章を心掛けるようにしています。
#言うは易し……(´・_・`)
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
[ コメント本文を表示する ]
はじめまして。こちらにコメントさせていただきます。
今回は作品及び、感想の投稿ありがとうございました。
私の作品にいただいた感想についても後ほどコメントさせていただきます。

muomuoさんが感想を投稿されているのをリアルタイムで追っていたのですが、読んでみて正直びっくりしました。
私が想像していたよりずっと文章力を高く感じたからです。
書かれている理屈もしっかりしており、「どうしてこの人があんな小説を書いたんだ?」と不思議に思っていましたが、本感想を読んで腑に落ちました。
実験作だったのですね。

仕掛けに全く気付かず読み終えてしまった私が言うのもなんなのですが(´・_・`)
あえて言うとすれば、信用が足りなかったのではないかと思います。

実際、読んでいて迷うところがあったんですね。
本スレッドで指摘させていただいた書き出しの部分ですけど、「香住ちゃんに貸してたものだった。」の後で時系列が途切れるのか途切れないのか。
意図的なのか、単に技術力不足なのか。

もしmuomuoさんの普段の文章を先に読んでいれば、今回の作品を読んだときもう少し違う印象を抱いたかもしれません。

小説を書いていると「これを書くのはヤラシイからあえて書かないようにしよう」ということが結構ありますが、そういうのって案外伝わらないですよね。
どうにかして上手く伝える術を身につけられればよいのですが、最近の私は諦め気味で、本当の意図を読み取ってもらえなくてもソコソコ楽しんでもらえる文章を心掛けるようにしています。
#言うは易し……(´・_・`)
2014.05.07 05:59

ほげおちゃんさん への返信
・再びコメントいただきありがとうございます! 優勝おめでとうございます!
 運営お疲れ様でした。ご助言も本当にありがたく、幾重にも感謝です。

 ……いえ、当方は文章力・技術力不足は深く自覚しております。
 皆さんのように謙遜ではなく、本当に「文才ないけど……」です。
 でも、少しでも「信用」が得られるように頑張ります!

 普段はなかなか足を運べなくて(参加もそうそうできず)残念なのですが、
 GWにとても貴重な経験をさせていただきました。本当にありがとうございます。
(しばらく観戦のみですが、皆さんの作品を拝見して勉強させていただきます)
返信/追記コメントは、こちらから投稿できます
このイベントは、コメント投稿にアカウントが必要です。