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たったひとつのぼくを求めて
投稿時刻 : 2014.05.25 07:55 最終更新 : 2014.05.25 21:48
字数 : 12345
5
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コメント
2014.06.07 16:26

やりたいことのために必要な気もしますが、「ぼく」という言葉が溢れすぎているような気がしました。数を減らして、重要なところで連続させるなどのほうが好みかもしれません。細かいところですとぼくはぼくを客観視できているというところがありましたが、その前にぼくは別のぼくとあったので、それは客観視とは違うのではないかと思いました。たんに客観視できていると言っているけれどできていないという描写ならいいですが。後半の混乱していくような流れになるのはおもしろいと思うのですが、前半から混乱がずっと続いているようなのは、少しつらい感じもありました。
2014.06.08 01:39

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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(遅れたちゃいましたが…)最近インセプションを観直す機会があったのですが、やっぱりSFはいいですね。パラレルワールドの時間軸・視点が微妙にズレつつ重なっていき、最後に一つに収束する構造(の根底にあるものが『ONE』と同じ方向性なのか実は逆向きか)は面白ったです。ただこれ、SF好きじゃないと取っ付きにくいだろうな…とも思いますし、SF好きの中でも合わない人はいるだろうなあ…とも思います。問題は「ONE以外」(=他者たちであり残りもの)への眼差し・距離感なのですが、「たったひとつのぼくを求め」るということは最終的には「ONE以外」を否定しているのか、それとも(「少し不思議」系の要素も垣間見えるし)それらと戯れられるからこその「ONE」と尊重しているのか…? また、章ごとに語り手のぼくは基本一人という構成なので「他者視」は章が改まらないと登場してこないのですが、逆にその章の主役のみが語らない構成にするとどうなっていたのか…など、色々な面で気になった作品でした。
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