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あの日の真白なキャンバス
投稿時刻 : 2014.05.25 22:34
字数 : 9301
5
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コメント
2014.06.07 16:40

前半のなんともいえない雰囲気が、おもしろかったです。オチがあってわかりやすくなってるとも思うのですが、個人的にはそのわかりやすさはいらなかったかもしれないとも思いました。関心票を入れました。
2014.06.08 01:44

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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時間に追われた結果でしょうか、とても勿体ない~…という印象です。書きたいことや、書いているご自身のイメージが一つに定まらないまま…とにかくハンググライダーで飛び立って理想のコースを探して滑空していたけれど、時間に迫られて着地点が決まってしまった、かのような印象を受けました。生に執着する「怪物」と、「怪物」の弱みにつけ込んで楽しむ主人公が、両者にかかる描写の「醜い」を挟んで切り替わる…など、凄く面白い素材は色々詰まっているのですが、それこそのっぺらぼうがコスメやコーデを頑張っているかのように、一つの顔を効果的に彩るアイテムにまではなりきれていない感じでした。なお、「あの日の真白なキャンバス」と見るなら輝かしい希望の可能性ですが、当初は「将来への漠然とした不安(からの逃避)」の象徴にも読めるので、その転換点が明確に描かれていないままだとラストの喪失感が説得力に乏しい気もしました。
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