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作品一覧
一本杉
茶屋
投稿時刻 : 2014.05.26 20:40
字数 : 2508
5
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コメント
2014.06.07 16:44

あまり好みではなかったです。途中、地の文で「Bが首をつった」とあるので、実はBじゃなかったとするのはルール違反というかわかり辛い気もします。セリフとかならいいですが。もうちょっと怖いオチがよかったなーと思いました。
2014.06.07 23:46

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 面白かった! こういう話好物です。「Aは縄を投げるような動作をして、それが枝に引っかかると幹に縄を巻き始めた。/そして徐に幹を登り始めたかと思うと、縄の輪の中に首を通してぶら下がった。」ときて、「Bが首を吊った。」と書いたのがとても巧いなと思いました。AとBがごっちゃになってこんがらがっていく心霊現象の始まりを、端的に描写できているなと。一人称の地の文ってこういうことが比較的ラクにできるから、楽しいですよね。
 そしてお題「one」の回収方法がw これはなんというか、ずるい(良い意味で)。とても楽しませてくれるショートショートでした。
 執筆おつかれさまでした。
2014.06.08 01:47

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お題のONEが一本杉のことかと思いきや特殊部隊の略称、…かと思いきや最後に「一人残された」ことだったという、巧みな視点の操作がお見事でした(最後は少し急展開すぎましたが(笑))。首を吊ったのはA? あれB? あ、いや…という酩酊感から恐怖感へもそうですが、遷移・流れの緩急に独特のリズムがあって、個人的には心地いいのですが、リズムが合わない人には好まれないかも…と危惧する面はありました。なお、「Bと縄があった理由について話している」のはAなのかぼくなのかで、ぼくが視野に捉えているはずのものも変わるし、どこまでが狙った部分だろう…とか、一本杉で二人が待っていそうで怖いのか、それとも爆発しても倒れない一本杉自体が霊の本体と考えて恐れているのか…とか、所々ちょっと解釈が一本化しきらない感じも残りました。
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