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第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
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半天死ミカ
 投稿時刻 : 2014.08.17 02:36 最終更新 : 2014.08.17 02:45
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更新履歴
- 2014.08.17 02:45:41
- 2014.08.17 02:38:07
- 2014.08.17 02:36:07
半天死ミカ
ほげおちゃん


あれ、おかしいな?

       わたしはなんでこの世界に生まれたんだろう?

てだて、

     人はみな愛されるために生まれてくるんでしう?

   ……かあ

     わたして人じないんだ。       天Go
                         堕To
                         地HELL
    じあ神様?! 天使様?! それとも、  |
                         |さらに
  えへへへへ?                 |落としてやる
                         ↓
ひとつ確かなことは……







死殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺→

             殺意は衝動の裏返し。

 愛、愛、愛、愛に似てるんだあ……

【解説】

 まだ人類が文明と呼ぶべきものを形成していない遥か昔のこと。『神話時代の終焉』と呼ばれる天界で勃発した大戦争において、サタンと大天使ミカエルによる激しい戦いが繰り広げられた。大天使ミカエルは見事サタンを打ち倒すが、自身の肉体も両断され、地上の異なる場所にそれぞれ落下してしまう。落下した肉体は岩となり土や緑に埋もれ、数千年の年月を静かに過ごしていた。
 ミスト歴946年に大魔術師ヘラスケスが発動させた世界転生の魔法は、これらふたつの肉体を別の生命として独立させてしまた。ムーンライト地方にて生まれたミカ(※)は、背中に生えた片羽の物珍しさから、物心がつく前より見世物小屋に入れられる。そこでの生活環境は極めて劣悪だた。家畜同然の食事、昼夜問わずの労働、容赦なく振るわれる鞭。物好きの客のために、毎日のように羽がむしられ……心身両面で激しく傷つくが、大天使の絶大な治癒力により、一日もあれば肉体だけは傷ひとつない姿に戻るのだた(そのことがさらに虐待をエスカレートさせたと言える)。
 過酷な日々を過ごしていたミカだたが、ある日サマラスという男に出会う。サマラスは珍しい動物を見世物小屋に売りつける仕事をしているが、かつては奴隷であり、ミカの境遇に共感して涙を流し憤慨する。「犬畜生ならともかく、このような愛らしい子を見世物にするとは……!」サマラスはミカを助け出すことを誓い、信じたミカはサマラスの手引で小屋を脱出する。初めて愛を感じ、サマラスのために生きることを決意するミカ。しかし次に目覚めたとき、ミカは四肢をきつく縛られていた。場所はミスト国第二研究所。サマラスはミカを売たのだ。全てに絶望したミカは、ついに暴走する。

※ミカは生まれた時から自身の名前を認識していた。そしてそれが不完全であることも。彼女を正気に戻す鍵はここにあるのかもしれない……


 WARNING WARNING

 彼女の前でサマラスを殺してはならない
      →完全な滅亡
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