エントリー作品◆第12回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉雪が降ると彼女のことを思い出す。(809字)投稿時刻 : 2013.12.14 23:41ある冬の晩、私は親に頼まれて牛乳を買いに出かけた。
昨日から降っていた雪のおかげで、道路は一面の雪畳に覆われていた。この地方に...
◆第12回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉我は報す(441字)投稿時刻 : 2013.12.14 23:07喉の奥で炎が焼ける。
血は乾き、風を受ける目は罅割れる。 ...
◆第一回てきすと恋大賞退廃的デートのツークツワンク(2838字)投稿時刻 : 2013.05.31 16:33 僕たちのデートコースは何というか変わっていて、おしゃれなカフェーだの、美味しいレストランだの、にぎやかなショッピングモールはおろか、きらびやかな遊園地...
◆朝の情景コンペ朝なき朝を思え(675字)投稿時刻 : 2013.05.12 12:26 夜は嫌いじゃない。
皆が寝静まる中、自分ただ一人だけが活動していることを思うと、まるで世界を...
◆我ながらホレボレする文体を自慢する大賞発言嫌悪(1404字)投稿時刻 : 2013.05.02 23:59「俺は、言葉を紡ぐのが嫌いなんだ」
狭い文芸部室で彼女と二人、向かい合った机で作文を続けている中、ふと、そん...
◆第一回 てきすとぽい杯一・富士、二・鷹、三・ポップコーン(586字)投稿時刻 : 2013.01.19 23:05 ゴゴゴという地鳴りで私は目を覚ました。
すぐにやむかと呑気に構えて、布団でまどろんでいたら、その音と振動はどんど...
◆第弐回 10分ついのべ 昼の部 投票所 11(Twitter小説)投稿時刻 : 2012.11.03 13:08私はずっと、言葉は自らが生み出す物だと思っていた。しかし、ある日気づいたの...