エントリー作品◆第61回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動9周年記念〉追憶の面影(1771字)投稿時刻 : 2021.02.14 00:04夕食の準備をしていると、玄関のドアが重たい音を立てた。どことなく疲れた様子の「ただいまぁ」という帰宅を告げる声がその後に続く。 ...
◆第59回 てきすとぽい杯全部玉ねぎのせい。(1697字)投稿時刻 : 2020.10.17 23:43キッチンで二人分の夕食の用意をしていると、玄関の扉が重たい音を立てた。
短い廊下からリビングへと重い足音が近づいて来る。 ...
◆第57回 てきすとぽい杯貴女との日々(1261字)投稿時刻 : 2020.06.13 23:40最終更新 : 2020.06.13 23:52『東京駅行き、ドアが閉まります。……発車します、ご注意下さい』
ゴワゴワした布張りの椅子に身を預けて小さく息を吐いた。最寄り駅と都会を繋...
◆第56回 てきすとぽい杯馬鹿なオンナ(1822字)投稿時刻 : 2020.04.18 23:44『いずれ時間が解決してくれる』
昔からよく言われる言葉ではあるけれど、それがほんの気休めにしかならないこと...
◆第7回 文藝マガジン文戯杯「COLORS」菫色の毒(1554字)投稿時刻 : 2019.05.24 00:10十二時間前の私は、浅い眠りから目を覚ましたばかりだった。
付き合って初めての彼の誕生日は、天気のいい土曜日で。前日まで仕事に追われ...
◆第43回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動6周年記念〉欲しいものはありますか?(1905字)投稿時刻 : 2018.02.17 23:43「なにもいりません」
「え?」 ...