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なんという破壊力!くそう、リア充め爆発しろ!
という冗談はさておき、「好きな人に選んでもらったものを身にまといたい」といういじらしい彼女の欲求は非常にオンナノコ・ファッションの原点であり、それと同時に、
>誠実さを捨てた男の言葉だった。悔しい、という思いが頭の中を覆い尽くす。好意を持っている相手の趣味や、嗜好や、思想や、哲学や、信念や、流儀や、感性や、なにより彼女自身をもっと知るべきだったのだ。少なくとも知ろうとするべきだったのだ。
これ!ここ!こことても良いですね!こんな風に考える小泉くん自身もまた、私はとてもファッショナブルであり、そして、誠実な男だと思いましたよ!とても良いですね。
あと、グーグル先生に頼ろうとして検索ワード思いつかない下りは笑いました。確かに、ぐぐりようがないですよね。でもあと数年したら、こういうのも人工知能がナチュラルに解決してくれる時代になるのかも。どうだろう?それもまた、ファッションの進化の一つとなるでしょう。
文体が主人公の心情と非常にリンクしていて筆圧を感じて良かったです。