てきすとぽい
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第2回200文字小説コンテスト
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私は知らない
(
Veilchen
)
投稿時刻 : 2018.04.01 18:12
字数 : 200
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私は知らない
Veilchen
何かをすると「憑かれる」という類の怪談がある。札を破るとか何時何分に鏡を見るとか。その手の話が苦手で、皆が盛り上がる中で半分耳を塞いでいたのが逆に良くなか
っ
た。
いる。肩の上に藁でできた人形みたいな何か。
鏡を見て絶叫した
――
と思
っ
たら目が覚めた。
「厭な夢見ち
ゃ
っ
た」
家人に愚痴
っ
た瞬間、眼前にまた奴が現れた。絶叫。気付けば再び布団の中。
何がトリガー
だ
っ
た? どうすれば抜け出せる? その答えを私は知らない。
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