第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
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我が青春の飲み会一発ギャグ
投稿時刻 : 2018.12.16 02:39
字数 : 255
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我が青春の飲み会一発ギャグ
浅黄幻影


今日は彼女と初めてのデート。気持ちのいいバラ公園での散策、ドライブで車を流しながら、さりげなくしとりした雰囲気を醸すBGM、こじれたレストランでの彼女の最高の微笑み……そしてホテルでの一夜。
 ウルカムドリンクにワインが用意されていて、これから起こる情事の前に、私は気取てこう言た。言てしまた。
「き、君の瞳にかんう゛…海パン!」
 彼女は無様な私を見て笑い転げてしまい、その夜はそと肌に触れようが、抱きしめようが、もう色気のある空気にはならなかた。そうだ、せめて私が海パンを掃いていなかたら……
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