「名前を教えて」と合わせて読んで、どこか、外国のホームコメディー、シチュエーションコメディのようなおかしみを感じました。
　単発物としてではなく、連作で読みたくなる。そんな味わいのある楽しい作品でした。

そういえばロボには見かけの性別がなかったんですね。と考えていたらサタスも俺って一人称だけれど性別は不明ですね。カネルもサタスもロボットの可能性があるのか。と、白と紅を何度も読み返してなにか見落としているのではと悩みました。それは置いておいて、軽妙な文体で楽しく読ませていただきました。