中学時代にバレー部でも無く、卒業を控えた三年生の夏から入部して高校をバレーボールの推薦で入った幼なじみ(女子)がいたのですが、高校二年の初めに酷い貧血になり、残りの高校生活をマネージャーとして過ごしたそうです。
高校時代に同じラグビー部だった奴が卒業後は自衛隊に入り、一期で除隊してダイヤモンドを売る仕事に就き、高校の同級生や部活の仲間に電話して「男はダイヤモンドが必要になるから買わないか?」と電話しまくって、評判を下げてる奴がいました。
街中で偶然あった高校のクラスメイトは「金持ってるんだろ?奢ってくれ。金がない?カード持ってるんだろ」と言うので、その場で縁を切った奴がいました。
中学時代は普通に優等生だったのに、なぜか同じ高校に行き、高校デビューして影で高校デビューくんと笑われてた奴は、27歳で白血病になり、亡くなった奴がいます。
長く生きていると色々あり、ほろ苦さあふれる出来事も多かったりするわけですが、そんな人生の悲哀溢れる作品でした。