200文字小説コンテスト
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差し迫る
みお
投稿時刻 : 2014.03.23 00:33
字数 : 200
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差し迫る
みお


この星は後200秒で滅んでしまうという。馬鹿らしい。たた3分と少し。そんなことあるもんか。そう言い切たものの世間の騒ぎに不安が募た。まさかそんなもう後2分を切ているなど俺は信じない。しかしもし本当なら?俺は生きたい。生きるのだ。生きなくてもいい彼女に愛の告白を。 た時間はおよそ1分。晴天の春の空、黒髪の愛しい彼女、振り返る。手を伸ばす。抱き寄せる。もう時間は後5秒あればいい。あいしてる。
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