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200文字小説コンテスト
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初めての海
 投稿時刻 : 2014.03.23 23:47
 字数 : 200
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初めての海
志田玉路


 母さん。今、あたしは血を流しています。あなたが穢いと嫌た、あなたと同じ朱い血です。
 知ていますか? あたし十四歳になたんですよ。もう、立派な大人です。子供じありません。
 知ていますか? 悪いことすると、警察に逮捕されちうんですよ。もう、誰の助けもいらないんです。
 この血を洗い流したら、あたしは子供の脱け殻を捨てて、女になるんです。
 だから、母さん。あなたももう、必要ないんです。さようなら、母さん。
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