てきすとぽい
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188月
(
せせせ
)
投稿時刻 : 2014.03.19 22:03
最終更新 : 2014.03.20 02:00
字数 : 200
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更新履歴
-
2014/03/20 02:00:18
-
2014/03/19 22:03:05
188月
せせせ
玄関の扉を開けると制服にまだ肌寒い朝の風が触れた。
美しく静謐な景観が目の前に広がる。
この街が彼女は大好きだ
っ
た。
階段を降りながら思う。
一年は春夏秋冬、十二
ヶ
月で巡るけど、私の今までには一度として同じ印象の月は無か
っ
た。
もしかしたら十二月の後にも十三月
……
と絶えず違う月が来ているのではないかと。
(だとしたら、それはとても素敵だ)
彼女が作られて188
ヶ
月。
彼女の瞳が同じ色を映し出したことは二度と無い。
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