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愛と装いを混ぜ込んで
投稿時刻 : 2014.04.30 12:08
字数 : 19812
5
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コメント
2014.05.05 20:01

長いわ! おもしろかったです。これから先も嫉妬のしたりされたりをお互いにしていったりするんだろうか。才能はうらやましい。細かいこと言うと、人物の紹介とかがちょっとわかりにくかったかもしれません。ものが長いこともありますし、妹? あれ、弟? 三人兄妹? ああ、双子で、みたいなのが混乱したり、先輩が「名前が反対」と言ったところで、主人公の名前も近くに書いた説明があったりすればわかりやすかったかなと。投票。
2014.05.05 21:48

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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・文章量・文章力に圧倒されました。ですが、個人的に恋愛物に食指が働かないもので、せっかくのよさを評価しきれない点はご承知おきください。ただ完成度という点で文句なく一等賞だと思います(なお、単純な青春群像劇としては読めませんでした。というか、だとすると新鮮な印象・魅力が薄れる感じでした。筋立て・ストーリーテリング自体は魅力的なのですが、キャラやエピソードはそこまで印象が強くないというか)。
・ちなみに、事務所に所属してもいないアマチュアがそれだけ人気なら、正体を隠していられるというのは、ちょっとリアリティが薄い気はしました。動画も含めて、口コミなどであっさり発覚・拡散しそうですし、家族という伝手があるなら利用しようとか、とっくにチケット争奪戦に巻き込まれていたのではないかと……野暮ですが。

・格の違いに「絶望」するのを見越して、それを「惚れ」るなかで消化・納得させてやろう、予め傷を癒してあげよう、……というのは弟さんの(ちょっと上から目線の)意図でしょうか? 本来あるはずの失意のプロセスを飛び越えての展開で、即エンドマーク。「一目惚れ」も「絶望」も通常の意味では出てこない……というのは、(ルール上どうかは別にして)お題の消化方法としてとても巧みだと思いました。

・「奏の声が聴こえなくなるのだ。」という、歌・声の内容が分からないままで体に触れられる……ことが重要だったような描写がありますが、それならいっそのこと、最後にだんだん近づいてくるとき、とっさに(歓声にかき消されるに任せるだけでなく)イヤホンで耳を塞ごうとして、最期の抵抗を試みるけどそれでも突破される、(手の甲に)キスされる……みたいな陥落シーンも見てみたかったかも。「奏。手を握って、お願い」との対応という意味では、まず手を握るのも(強制ですが)和解の象徴っぽくていい気もします。


(拙作にコメントいただきありがとうございました)
2014.05.05 20:01

長いわ! おもしろかったです。これから先も嫉妬のしたりされたりをお互いにしていったりするんだろうか。才能はうらやましい。細かいこと言うと、人物の紹介とかがちょっとわかりにくかったかもしれません。ものが長いこともありますし、妹? あれ、弟? 三人兄妹? ああ、双子で、みたいなのが混乱したり、先輩が「名前が反対」と言ったところで、主人公の名前も近くに書いた説明があったりすればわかりやすかったかなと。投票。
犬子蓮木さん への返信
ありがとうございます! あえてこちらでコメントを。
兄弟構成を混乱させたのは意図的だったんですけど、後半まで答えを明かさなかったのは少しやりすぎだったかもしれません。
「名前が反対」はまじで分かりにくいですね……
先輩もかなり嫉妬深いので、この後の展開はえらいことになりそうです(´・_・`)
2014.05.05 21:48

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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・文章量・文章力に圧倒されました。ですが、個人的に恋愛物に食指が働かないもので、せっかくのよさを評価しきれない点はご承知おきください。ただ完成度という点で文句なく一等賞だと思います(なお、単純な青春群像劇としては読めませんでした。というか、だとすると新鮮な印象・魅力が薄れる感じでした。筋立て・ストーリーテリング自体は魅力的なのですが、キャラやエピソードはそこまで印象が強くないというか)。
・ちなみに、事務所に所属してもいないアマチュアがそれだけ人気なら、正体を隠していられるというのは、ちょっとリアリティが薄い気はしました。動画も含めて、口コミなどであっさり発覚・拡散しそうですし、家族という伝手があるなら利用しようとか、とっくにチケット争奪戦に巻き込まれていたのではないかと……野暮ですが。

・格の違いに「絶望」するのを見越して、それを「惚れ」るなかで消化・納得させてやろう、予め傷を癒してあげよう、……というのは弟さんの(ちょっと上から目線の)意図でしょうか? 本来あるはずの失意のプロセスを飛び越えての展開で、即エンドマーク。「一目惚れ」も「絶望」も通常の意味では出てこない……というのは、(ルール上どうかは別にして)お題の消化方法としてとても巧みだと思いました。

・「奏の声が聴こえなくなるのだ。」という、歌・声の内容が分からないままで体に触れられる……ことが重要だったような描写がありますが、それならいっそのこと、最後にだんだん近づいてくるとき、とっさに(歓声にかき消されるに任せるだけでなく)イヤホンで耳を塞ごうとして、最期の抵抗を試みるけどそれでも突破される、(手の甲に)キスされる……みたいな陥落シーンも見てみたかったかも。「奏。手を握って、お願い」との対応という意味では、まず手を握るのも(強制ですが)和解の象徴っぽくていい気もします。


(拙作にコメントいただきありがとうございました)
muomuoさん への返信
※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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ありがとうございます!

> なお、単純な青春群像劇としては読めませんでした。

そうなのです!

青春を描くというのも一つのテーマではあったんですけど、それ以上に本作はラストシーンを意識して書いていました。

このラストシーンについて皆さんにあまり言及してもらえなかったので、「ありきたりだったのかなあ……」と少し凹んでいましたが、muomuoさんに触れてもらえてとても嬉しく思っています(。-_-。)

> 格の違いに「絶望」するのを見越して、それを「惚れ」るなかで消化・納得させてやろう、予め傷を癒してあげよう、……というのは弟さんの(ちょっと上から目線の)意図でしょうか?

微妙なところなのですが、弟くんとしては「自分のことを楓に認めさせる」ことが第一で、それ以外のことはあまり考えていません。

朝海さんが楓に「あなたが知る深山奏と私のバンドの奏くんは、きっと違うと思うから」と語っていましたが、このふたりが思い描いている奏は本当に別人のように異なるのです。
ライブで目があったとき、楓ちゃんが知る奏くんなら目を逸らすはずですが……

朝海さんと楓はともに「相手の奏くん」を認めておらず、ライブシーンは楓vs奏の対決であるとともに楓vs朝海さんの対決でもあったのですが、楓が奏に敗北する(惚れる)ことによりプライドを傷つけられるというのが本編の展開でした。

なお朝海さんは勝ちはしたもののライバルを増やす結果となり、奏はライブを終えた後はさらに楓に話しかけにくくなるわで、得した人は誰もいません(´・_・`)


弟くんの人気ぶりにリアリティがないというのは……まさにその通りとしか言いようがないです(´・_・`)

ヘッドホンは最後に登場させる予定だったんですけど、最後の最後になって「よく考えたらヘッドホン持ってきてないじゃん!」ということに気がつきました。
友達と行かず単独参加ならヘッドホンもオッケーだったんですけど……
物語の整合性を取るのは難しいですね。
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