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第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
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シナリオライター
茶屋
 投稿時刻 : 2014.08.17 13:54
 字数 : 1000
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シナリオライター
茶屋


 シナリオライターはこの<カードゲーム>のプレイヤーである。
 シナリオライターはプレイヤーでありながらもこのゲームのルールを構築していく。
 キラクターを想像し、物語を紡ぐという規定された<メタルール>にそてゲームを進めていくのだ。
 キラクターはカードに封じ込められる存在として創造される。だが、キラクターだけではいけない。<メタルール>ではキラクターに物語を必要とする。
 物語と世界観、キラクターはシナリオライターによて構築され、カードとして<カードゲーム>の場に提示される。
 それぞれのプレーヤーは己の物語を場に出し、カードにおけるキラクターとその物語を展開していく。
 当然、個々のプレーヤーが構築した物語やキラクターはそれぞれの世界観を持ている。
 そこでプレイヤー同士の世界観が衝突を起こす。キラクターや世界観がぶつかり合う中で、戦略やルールはプレイヤー間で模索し、構築されていく。
 あるカード同士は衝突からそのまま世界観領域の喰らい合いに発展するだろう。どちらの世界観が優れているかの基準はわからない。どちらの世界観が整合性を持ているか、どちらの世界観に新規性があるか、どちらの世界観が魅力的かなどの基準が、あるいは世界観ではなくキラクターの魅力、あるいはカード全体としての完成度などの基準がプレイヤー間で構築されていくかもしれない。
 あるカード同士は互いに手を結ぶかもしれない。それは完全に異なる世界観・キラクター・物語同士での同名かも知れない。あるいは何とか世界観や物語の融和を試みたより結合的な同盟関係になるかもしれない。シナリオライター同士が手を組み、お互いの世界観・キラクターの交じり合た世界観領域を作り上げ、別のシナリオライターの物語とは対峙するかもしれない。
 この<カードゲーム>の明確な勝敗は<メタルール>には設定されていない。それはゲームの中で構築されていく。あるいは勝敗など無いのかもしれない。
 ただひとつ、ゲームの中で鍵となるのは想像力だ。キラクター・世界観・物語を他のプレイヤーとのぶつかり合いの中で動かしていけるか、活かしていけるかがこのゲームを楽しむための鍵となるはずだ。もちろん想像力はルール自体にも影響を与えていく。
 だから、ここでひとつ想像力を働かせてみよう。
 果たしてこんな法則が本当に存在するのかと。
 所詮、これも一枚のカードの物語にすぎないのだから。
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