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第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
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白菜(アイテムカード)
 投稿時刻 : 2014.08.17 14:31
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白菜(アイテムカード)
フィンディル


 ブラシカ・ラパ。それが白菜の原種である。ブラシカ・ラパより生まれた数々の野菜の内の一つが白菜である。
 白菜が日本に広まるきかけとなたのは日清・日露戦争である。現地で白菜を食べた兵士達がこれを気に入り、種を持ち帰たのが始まりである。しかし安定生産はなかなか成功しなかた。持ち帰た白菜の種から白菜は出来る。しかし、その白菜から採た種を育てても白菜にはならなかたのである。実はアブラナやカブの花粉が混じることで白菜とは別の植物が出来てしまうことが原因だたのだが、これに気付くまでに数十年を要することになる。しかし幾多の失敗を経て、他の植物の花粉が混じることのない離島で育てることを発案・実行することで遂に、白菜に育つ種を採取することに成功したのである。
 そのような苦労を重ねて安定生産の実現を果たした白菜はその後、野菜の王道を駆け抜ける。ダイコン、キベツに続き生産量は日本第三位。冬が旬の食べ物の代表の一つであり、煮物・汁物、特に鍋料理では押しも押されもしない堂々たる地位を築いている。シキシキとした食感と、仄かな甘味が非常に美味であり、特に「霜降り白菜」は小さなブームまで巻き起こした。
 栄養価は外側ほど豊富である。食物繊維・ビタミンC・ミネラル、また抗がん作用のあるイソチオシアネートも含まれている。カロリーが非常に少ないのも特徴で、ダイエト向きの食材とも言える。また美肌効果にも期待出来る。
 漬物としても非常に食されている野菜であるが、こちらも栄養的に相性が良い。塩分を多量に使う漬物は塩分の過剰摂取が危惧されるが、白菜に含まれるカリウムに塩分の排泄効果がある為リスク軽減が期待出来るのだ。白菜を主に使うキムチも健康食品として知られている。
 なお白菜の内側に黒い斑点が発生している場合があるが、これは「ゴマ症」と呼ばれるものである。カビや病気ではなく白菜の生理現象で、美観を損ねる以外の害は全くない。安心して食べよう。
 ちなみに「白菜」という名前の由来は、成長するに従い中心の白い部分が太く伸びる為である。また英名は「Chinese-cabbage」、つまり中国キベツであり、国際的に見た場合、白菜はキベツと同グループである。アメリカではサラダ用として広まているらしい。

 効果:このカードを場に出した時、プレイヤーは「白菜」を得る。
 ※登録時に氏名・郵便番号・住所を記入した方のみ。
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