エントリー作品◆第11回 文藝マガジン文戯杯「あの世」二進数でできた世界(4082字)投稿時刻 : 2020.04.11 19:53 魂とは、電気信号である。
脳内のニューロンを駆け巡る、電気信号。それが、われわれの意識であり、魂の...
◆第53回 てきすとぽい杯神代の山へ登るわけ(2578字)投稿時刻 : 2019.10.19 23:30 山には、神様が住んでいるという。
俺がガキの頃は、高い山には神様が住んでいるとよく言われた。 ...
◆第9回 文藝マガジン文戯杯「お薬」母のくれた、赤い薬(リンゴ)(4233字)投稿時刻 : 2019.09.29 15:57 お茶の間で皆が休みを楽しむ時間帯。テレビでは旅をしながら歴史の開設をする番組がやっている。 ...
◆遊び場電車の窓から見えたのは(1090字)投稿時刻 : 2019.05.27 13:39 かたん、かたんと足元から音が鳴る、俺は窓に頬杖を突きながら窓の外を見る。外は、雄大な白で埋め尽くされていた。 ...
◆遊び場土竜と呼ばれた男(1290字)投稿時刻 : 2019.05.18 18:49 土竜という兵士がいた。彼は、穴掘りがとても上手かった。
ザクザク、ザクザク、穴を掘るのが得意な兵士だ。ただ穴を掘るだけと侮るなか...
◆遊び場勇者の敗北から始まる物語(1577字)投稿時刻 : 2019.05.17 19:44「勇者様! どこにいらっしゃるのですか? 」
「ん?マリアーゼか。ここにいるぞ」 ...
◆第7回 文藝マガジン文戯杯「COLORS」イエローダイヤでカクテルを(3206字)投稿時刻 : 2019.05.03 08:44「驚いたか? 」
そういう彼の表情は、いつも通りの裏表のない、キラキラという擬音がとても似...
◆第7回 文藝マガジン文戯杯「COLORS」トマトが繋いだ絆(2192字)投稿時刻 : 2019.04.27 10:28「トマトの冷製スープだ。飲んでみてくれ」
料理人の彼が、私の誕生日に出してくれたのは、私の嫌いなトマト料理だった。 ...