エントリー作品◆第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉ショートコント(2188字)投稿時刻 : 2018.12.15 23:49 季節は十二月も半ば。忘年会の季節だ。
っというわけで入社一年目の結城トシオと南リカは、定時早々に居酒屋にこもっ...
◆第44回 てきすとぽい杯誰も知らない(2678字)投稿時刻 : 2018.04.14 23:38 兄のヨウと妹のセイは妖精でした。二人はとても小さく醜い姿をしていたので、人間たちから隠れるようにして生きてきました。人間は恐ろしい生き物でした。兄妹の...
◆第43回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動6周年記念〉最後の翼(1980字)投稿時刻 : 2018.02.17 23:30 船は出ていくばかりだ。戻ってくるものは一隻もない。
今日もヤタトラシュは遠洋を臨む岬の上から、しぶきのはじける波間をうかがっ...
◆第39回 てきすとぽい杯つなぎたがり(1782字)投稿時刻 : 2017.06.17 16:14 擬人化サービスが世に普及してかなりの時間が経過した。かなりの、というのは、物が人格を得たことによるトラブルが落ち着いて、彼らの権利が定義され、そして彼...
◆第37回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動5周年記念〉告白(1724字)投稿時刻 : 2017.02.18 23:42 夕暮れ時、たそがれる通学路でもじもじと向かい合う一組の少年少女がいる。そのふたりを一つ手前の曲がり角に立つ電柱の後ろから見つめる怪しい男の影がある。お...
◆てきすと恋2016~サルでも読める恋愛小説大賞~しゃべるサルに恋をする(1625字)投稿時刻 : 2016.12.23 17:28 惑星トントロの第七補給所の待合室でコーヒーを飲んでいるとき、ヨントロピウム星人のヨキール・トロ・ピロ・アルゴナン(もっと長い名前だけれどここは省略だ)...
◆第35回 てきすとぽい杯王女さまのお婿さま(2630字)投稿時刻 : 2016.10.15 23:40 砂地にぶざまに転がっていた少女が、涙目のまま顔をあげて、サッと手を振り上げた。その途端、カンカンカンカン! と鐘が打ち鳴らされて、ヒョードルはうんざり...
◆労働の夏!職場小説大賞サラリーマン潮崎さん(9200字)投稿時刻 : 2016.08.06 23:59 社員食堂から戻ってすぐに声をかけられた。
潮崎さんちょっと。 ...
◆第14回 てきすとぽい杯〈オン&オフ同時開催〉寄り道(2297字)投稿時刻 : 2014.02.08 19:02最終更新 : 2014.02.08 19:13 会社を出るときは必ずタイムカードを切る。最寄り駅まで歩くのにかかる時間も、下り電車がやってくる時間も、把握している。 ...
◆短歌小説コンペ忘れられた願い(806字)投稿時刻 : 2014.02.12 00:43・ややグロ
[#改ページ] ...
◆クリスマスイヴぼっち小説大賞&ぼっちついのべ6(Twitter小説)投稿時刻 : 2013.12.24 21:46#BcTNV 独身パーティーという触れ込みでつれこまれた場所は倒壊寸前の廃ビルであ...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉珠算赤魚(1000字)投稿時刻 : 2013.08.18 14:12 金魚発祥の歴史は古代中国南北朝時代までさかのぼると言われている。
※ ...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉おとなになるまで(1000字)投稿時刻 : 2013.08.18 01:34 外まであとすこしというところで、エリコは捕まった。
「待ちなさい、きみ」 ...
◆第4回 てきすとぽい杯不帰迷宮(1126字)投稿時刻 : 2013.04.13 23:28最終更新 : 2013.04.13 23:34 闇の血が滴る地下迷宮に潜って早三日。女は一人暗闇の中を進んでいる。
四日前、女はまだ外の世界にいた。三日前、女は炎の指を持っているという理由...