[ コメントを表示 ]
「真実の・・・」とくれば、「愛」が定番なんですけど、「恋」なんですよねえ
踏みつけられた男が私に奏でるのは「愛」なんですよね
だから「真実の恋」というのは私→男へ向けたものということですよね
男に先に働きかけるのは私で、根気強く「恋」を捧げることで男は「愛」を奏で始めるけど
それに対して私は返し与えるものはない
すると次第に男の「愛」には「雑音」が混じる・・・
趣深い世界だなあと思います。
でもこの手紙の相手との関係は一体何なのでしょう。
書き出しから妙に煙に巻こうとする感があって、どこか空虚感すら感じます。
これは「真実の恋」なのかもしれないけど、「私」は「真実の愛」を奏でる相手を探しているのかもしれないと思ったりもしました。